札幌市豊平区というと、住宅地や地下鉄沿線の街という印象を持つ人も多いかもしれません。
しかし、実際に歩いてみると、
大きな公園。
丘と自然林。
歴史ある神社。
旧陸軍施設を利用した郷土資料館。
花や植物を楽しめる公園。
など、かなり多くの見どころがあります。
街角タイムス北海道取材部では、月寒公園、天神山緑地、相馬神社、平岸天満宮・太平山三吉神社、豊平神社、豊平公園、つきさっぷ郷土資料館を実際に歩いて取材してきました。
この記事では、ネット上のスポット情報を並べるだけではなく、実際に現地へ行って撮影した場所を中心に、豊平区の観光・街歩きを紹介します。
月寒公園|豊平区で子どもと遊ぶなら外せない大型公園
豊平区の公園でまず紹介したいのが月寒公園です。
街角タイムス北海道取材部が実際に歩いたところ、想像以上に広く、
- ボート池
- ロング滑り台
- 森のあそび場
- こどもひろば
- 野球場
- テニスコート
- パークゴルフ場
- 芝生広場
- パークライフセンター
などが園内に点在しています。

月寒公園は散歩だけでも楽しめる
子ども向けの遊具が目立ちますが、実際に歩いて印象に残ったのは緑の多さです。
月寒公園は、かつて歩兵第25連隊の小演習場として利用された場所でもあり、現在も自然林や起伏のある地形が残っています。
遊具目的だけでなく、散歩や地域の歴史を見る場所としても面白い公園です。
2026年11月現在の注意点
月寒公園公式サイトでは現在、緑色のロング滑り台が調査点検のため閉鎖中と案内されています。黄色の滑り台は通常利用できます。
訪問前に最新情報を確認してください。
天神山緑地|平岸に残る自然・歴史・アート
豊平区平岸で特におすすめなのが天神山緑地です。
標高約85mの天神山に広がる緑地で、
- 日本庭園
- 展望広場
- 遊具
- 天神藤
- 文学碑
- さっぽろ天神山アートスタジオ
などがあります。
住宅街のすぐそばですが、園内へ入ると木々が多く、街中とはかなり雰囲気が変わります。

相馬神社|天神山の自然の中に鎮座する神社
天神山緑地と合わせて訪れたいのが相馬神社です。
街角タイムスでは平岸通側から入り、鳥居をくぐって境内まで実際に歩きました。
参道は緩やかな上り坂になっており、周囲には大きな樹木が残っています。

【画像】
元画像名:未確認
推奨ファイル名: toyohira-tourism-soma-jinja.jpg
alt属性: 札幌市豊平区観光 相馬神社
キャプション: 天神山の自然林の中に鎮座する相馬神社
天神山緑地と相馬神社は別々に訪れるより、一つの街歩きルートとして組み合わせるのがおすすめです。
平岸天満宮・太平山三吉神社|一つの境内に二つの名前
天神山周辺でもう一つ興味深い場所が、平岸天満宮・太平山三吉神社です。
現地では「平岸天満宮」と「太平山三吉神社」という二つの社号を見ることができます。
現在は同じ境内・社殿に祀られているため、初めて訪れると少し不思議に感じる神社です。
平岸天満宮は菅原道真公を祀り、太平山三吉神社は三吉霊神を祀ります。現在の神社公式案内では、平岸天満宮は学業、太平山三吉神社は勝利成功・事業繁栄の神として紹介されています。

豊平神社|国道36号沿いに残る豊平地区の鎮守
豊平地区では豊平神社も実際に参拝しました。
国道36号という交通量の多い道路のすぐそばにありますが、境内へ入ると大きな木々に囲まれ、街中とは違った静けさがあります。
取材時には手水舎が夏らしく装飾されており、季節によって境内の雰囲気が変わるのも印象的でした。

豊平公園|花と緑を楽しむ都市公園
地下鉄東豊線「豊平公園駅」のすぐ近くにあるのが豊平公園です。
街角タイムスが実際に歩いて感じたのは、一般的な都市公園というより、植物園と公園を組み合わせたような場所だということです。
約7.4ヘクタールの園内には、
- 花壇
- 樹林
- 遊具
- テニスコート
- 緑のセンター
などがあります。
もともとは農林水産省林業試験場の跡地を利用して整備された公園で、その名残を感じられる樹林も残っています。

つきさっぷ郷土資料館|「軍隊のまち・月寒」の歴史を知る
豊平区を観光するなら、現在の公園や神社だけでなく、月寒の歴史も知っておきたいところです。
その中心になるのが、つきさっぷ郷土資料館です。
建物は1941年に建てられた旧陸軍北部軍司令官官邸。
館内には軍関係資料だけでなく、
- 旧月寒駅
- 農耕具
- 生活用品
- 古文書
- 地図・写真
など、月寒の地域史を伝える資料が展示されています。

館内では旧月寒駅の展示も確認しています。

現在の札幌市案内では、開館は4月~11月の水曜・土曜、10:00~16:00、入館無料です。
豊平区観光は3つのテーマで巡ると分かりやすい
公園・自然
月寒公園
豊平公園
天神山緑地
です。
月寒公園は子ども・遊具・ボート。
豊平公園は花・植物。
天神山緑地は自然・展望・アート。
それぞれ性格がかなり違います。
神社・街歩き
相馬神社
平岸天満宮・太平山三吉神社
豊平神社
です。
特に天神山周辺では、緑地と神社をまとめて歩けます。
歴史
つきさっぷ郷土資料館
が中心になります。
月寒が農村から軍隊のまち、住宅地へ変化してきた歴史を知ると、現在の豊平区を見る視点も変わります。
豊平区を1日で巡るなら
豊平区は地下鉄駅が多く、札幌郊外の町村に比べて公共交通で回りやすいのが特徴です。
歴史と自然を中心にするなら、
つきさっぷ郷土資料館
↓
月寒公園
↓
天神山緑地
↓
相馬神社
↓
平岸天満宮・太平山三吉神社
という流れがあります。
花や街中の神社を組み合わせるなら、
豊平公園
↓
豊平神社
↓
月寒公園
という組み方もできます。
豊平区観光でよくある質問
豊平区で子どもと遊ぶならどこがおすすめ?
月寒公園がおすすめです。
大型遊具、ボート池、芝生、パークライフセンターなどがあり、子ども向け設備が充実しています。
豊平区で自然を楽しめる場所は?
月寒公園、豊平公園、天神山緑地があります。
特に天神山緑地は住宅街にありながら木々が多く、展望や日本庭園、アート施設なども楽しめます。
豊平区で歴史を学べる場所は?
つきさっぷ郷土資料館がおすすめです。
旧陸軍北部軍司令官官邸を利用した資料館で、軍関係、農業、鉄道、生活史などの資料を見ることができます。
豊平区観光は車が必要?
必須ではありません。
月寒公園は美園駅、豊平公園は豊平公園駅、天神山周辺は南平岸駅や澄川駅などから徒歩圏にあり、地下鉄を使った街歩きがしやすい地域です。月寒公園公式でも美園駅から坂下駐車場入口まで徒歩約5分と案内しています。
まとめ|豊平区は「札幌の日常」の中に観光がある
豊平区を実際に歩いて感じるのは、巨大な観光名所だけが観光ではないということです。
- 池でボートに乗る。
- 丘を歩く。
- 神社へ参拝する。
- 花を見る。
- 昔の月寒を知る。
- 展望広場から札幌の街を見る。
観光地へ行くというより、「札幌という街を歩いて知る」ことそのものが楽しめる区です。
街角タイムスでは今後、西岡公園や月寒神社、平岸郷土史料館なども追加取材しながら、この豊平区観光ガイドを育てていきます。

