札幌市南区は、札幌10区の中でも特に自然の割合が大きいエリアです。
「札幌市内」と聞くと、駅前や大通、すすきののような都市観光をイメージするかもしれません。
しかし南区へ入ると、景色は大きく変わります。
- 温泉街。
- 渓谷。
- 滝。
- 森。
- 札幌軟石の採石場跡。
- 地域の神社。
そして冬には雪のアクティビティ。
街角タイムス北海道取材部では、定山渓・滝野・石山を中心に実際に歩き、撮影してきました。
この記事では、ネット上のおすすめスポットを並べるのではなく、実際に現地へ行った場所を中心に札幌市南区の観光を紹介します。
定山渓|札幌市内にある本格的な温泉地
南区観光で最も知名度が高いエリアが定山渓です。
札幌市街地から南へ約26km。
支笏洞爺国立公園内にあり、札幌市中心部から車で1時間弱という場所に、渓谷と温泉街が広がっています。定山渓観光協会では年間約240万人が訪れる温泉地として紹介しています。
街角タイムスでは、温泉街を実際に歩き、
定山渓神社
定山源泉公園
夏灯路
を取材しました。
定山渓神社|温泉街のすぐそばにある森の神社
定山渓温泉を歩くなら、定山渓神社にも立ち寄りたいところです。
温泉街から近い場所にありますが、階段を上り鳥居をくぐると、周囲は木々に囲まれた静かな空間になります。
街角タイムスでは、
- 入口。
- 階段。
- 白い鳥居。
- 参道。
- 社殿。
- 手水。
- 境内の石碑。
まで実際に歩いて確認しました。

現在、通常時は神職が常駐しておらず、定山渓観光協会では「御朱印はなし」と案内しています。記念スタンプは定山渓観光案内所にあります。
定山源泉公園|無料の足湯と温泉卵を体験できる
温泉街散策で気軽に立ち寄れるのが定山源泉公園です。
定山渓温泉の開祖・美泉定山と温泉との出会いをテーマにした公園で、
- 無料の足湯
- 美泉定山像
- 温泉卵を作れる「おんたまの湯」
などがあります。
街角タイムスでも実際に園内を歩き、足湯や周囲の様子を確認しています。

2026年11月現在も通年営業で、公式案内は7:00~21:00、入園無料です。
2026年は「夏灯路」を実際に宿泊して取材
2026年の定山渓では、6月1日から10月31日まで新しい夜のイベント**「夏灯路」**が開催されました。
街角タイムスでは情報を掲載しただけではありません。
実際に定山渓へ宿泊し、対象宿泊施設から入場券を受け取って、宿泊者限定の定山渓神社会場へ入りました。
境内では、
- 行灯。
- 和傘。
- ライトアップ。
- 霧。
- 映像演出。
が組み合わされ、昼間とはまったく違う定山渓神社を見ることができました。

※2026年の夏灯路は10月31日で終了済みです。翌年度以降の開催は、その年の公式発表を確認してください。
滝野すずらん丘陵公園|札幌とは思えないほど広い自然公園
南区で家族連れや自然好きにおすすめなのが、国営滝野すずらん丘陵公園です。
約400ヘクタールという広大な敷地があり、
- 花。
- 大型遊具。
- 森。
- 滝。
- 川遊び。
- キャンプ。
- 冬の雪遊び。
など、季節によってまったく違う楽しみ方ができます。
街角タイムスが取材したときは、主に渓流ゾーンを歩きました。
アシリベツの滝まで実際に歩いてみた
滝野すずらん丘陵公園で特に印象的だったのが、アシリベツの滝です。
渓流口側から森の中を歩き、実際に滝まで向かいました。
落差は約26m。
平成2年に「日本の滝百選」に選ばれており、右側の雄滝と左側の雌滝が並ぶ特徴的な景観を見ることができます。

2026年11月4日現在はまだ秋季開園中
2026年度のグリーンシーズンは11月10日までです。
11月11日~12月22日は冬季準備のため休園し、12月23日から「滝野スノーワールド」として冬季営業が始まる予定です。
石山緑地|札幌軟石の採石場跡がアート空間に
南区の中でも「ここは本当に札幌?」と感じる景色があるのが石山緑地です。
もともとは札幌軟石を切り出していた採石場。
現在はその岩肌や石材を生かし、
ネガティブマウンド
スパイラルスプリング
赤い空の箱
などのアート空間が作られています。
街角タイムスでは南ブロックを実際に歩きました。
一般的な公園とはかなり違い、遺跡や映画のセットのような雰囲気があります。

2026年の南ブロックのライトアップは5月1日~11月3日の予定だったため、今年度分は終了しています。
石山神社|札幌軟石の歴史とつながる地域の神社
石山緑地と合わせて訪れたいのが石山神社です。
創建は1885年。
石山地区で札幌軟石の採石・加工に携わった人々の信仰とも深く関係する神社です。
現地では、
- 鳥居。
- 灯籠。
- 社殿。
- 石碑。
石山開基百年記念碑。
などを確認しました。

石山緑地だけを見るより、
石山緑地 → 石山神社
と巡ることで、「札幌軟石」と石山地区の歴史がつながって見えてきます。
南区は3エリアで考えると分かりやすい
定山渓エリア
現在の街角タイムスで最も取材が進んでいます。
定山渓神社
定山源泉公園
温泉街
夏灯路など季節イベント
をまとめて歩けます。
滝野エリア
中心は滝野すずらん丘陵公園。
一つの公園だけでも非常に広く、目的を決めて訪れた方が回りやすい場所です。
石山エリア
石山緑地
石山神社
をセットで巡るのがおすすめです。
自然だけでなく、札幌軟石という札幌の街づくりを支えた産業史を見ることができます。
現地取材済みスポットで巡るモデルコース
定山渓を中心に1日
定山源泉公園
↓
温泉街散策
↓
定山渓神社
↓
日帰り温泉または宿泊
夏灯路などの夜間イベントが開催される年は、宿泊まで含めると昼夜の違いを楽しめます。
滝野・石山を巡る1日
石山神社
↓
石山緑地
↓
滝野すずらん丘陵公園
札幌軟石の歴史から自然公園へつなぐルートです。
札幌市南区観光でよくある質問
札幌市南区で一番有名な観光地は?
代表的なのは定山渓温泉です。
札幌中心部から車で1時間弱ながら、支笏洞爺国立公園内の渓谷と温泉を楽しめます。
子どもと遊ぶならどこがおすすめ?
滝野すずらん丘陵公園がおすすめです。
大型遊具や自然、川遊び、冬の雪遊びなど、季節ごとにさまざまな体験ができます。
無料で楽しめる場所は?
定山源泉公園、石山緑地、石山神社、定山渓神社などがあります。
定山源泉公園では無料の足湯も利用できます。
南区観光は車が必要?
定山渓や滝野など広い範囲を複数巡るなら車が便利です。
一方、定山渓温泉街だけなら徒歩で複数スポットを巡れます。
まとめ|札幌市南区は「札幌の中の北海道」を感じる場所
札幌市南区を実際に歩くと、札幌駅周辺とはまったく違った街の姿が見えてきます。
- 温泉街を歩く。
- 足湯に入る。
- 神社へ参拝する。
- 森の中を滝まで歩く。
- 川で遊ぶ。
- 札幌軟石の採石場跡を見る。
- 地域の歴史を知る。
都市観光だけでは分からない「札幌の中の北海道」を感じられる地域です。
現在の街角タイムスは、定山渓・滝野・石山を中心に一次取材が進んでいます。
今後、芸術の森、真駒内、西岡、豊平峡、札幌国際スキー場などへ取材範囲を広げながら、「札幌市南区 観光」のページを育てていきます。

