三笠市の美術館cielを現地取材|展示・入館料・お得な共通利用券を紹介

北海道三笠市にあるみかさの小さな美術館cielの入口看板と白い建物の外観 三笠市
三笠市文化芸術振興促進施設cielの外観。入口には「みかさの小さな美術館」の看板が設置されている。街角タイムス北海道取材部撮影 2026年9月撮影

北海道三笠市にある「みかさの小さな美術館 ciel(シエル)」をご存じでしょうか。

正式名称は「三笠市文化芸術振興促進施設ciel」。三笠市の文化芸術を発信する美術館として、2020年春にオープンした施設です。

三笠市といえば、炭鉱や鉄道、アンモナイトの化石などが有名ですが、実は美術作品を楽しめる場所もあります。

街角タイムス北海道取材部では、三笠市を取材した際に、このcielにも足を運びました。

訪れたのは2026年9月30日。

ちょうど紅露はるか日本画展「星をもとめて」の最終日で、会場には作家の紅露はるか先生ご本人もいらっしゃいました。

また、今回の取材では、三笠市内の3施設を利用できる共通利用券も実際に使用しています。

この記事では、cielの施設概要や展示内容、現地取材の様子、入館料金、お得な共通利用券、アクセスなどを紹介します。

みかさの小さな美術館cielとは?

三笠市文化芸術振興促進施設cielは、北海道三笠市若草町にある美術館です。

2020年春に、三笠高校生レストランの隣にオープンしました。

三笠市出身の芸術家の作品をはじめ、地域に関係する美術作品などを紹介する文化芸術の発信拠点です。

白い外壁が印象的な建物

今回、実際に現地を訪れると、白い外壁に緑色の屋根を組み合わせた建物が見えてきました。

敷地の入口には「ciel」と書かれた大きな看板と、「みかさの小さな美術館」の案内看板が設置されています。

北海道三笠市にあるみかさの小さな美術館cielの入口看板と白い建物の外観
三笠市文化芸術振興促進施設cielの外観。入口には「みかさの小さな美術館」の看板が設置されている。街角タイムス北海道取材部撮影 2026年9月撮影

取材当日は青空が広がり、白い建物がとても印象的でした。

施設の前には広い舗装スペースがあり、車が停まっている様子も確認できました。

道路側から撮影した三笠市文化芸術振興促進施設cielの建物と敷地入口
道路側から見たcielの全景。大きな看板があり、車で訪れた際にも施設の場所を確認しやすい。
街角タイムス北海道取材部撮影 2026年9月撮影

なお、駐車可能な区画や利用条件については、現地の案内表示に従ってください。

ciel(シエル)という名前の意味

「ciel」は、フランス語で「空」を意味する言葉です。

三笠市の公式説明によると、隣接する三笠高校生レストランの名称「essor(エソール)」には「飛翔」という意味があり、両方を合わせて「空を翔ける」という思いが込められています。

美術館と高校生レストランが隣接していることにも、地域ならではの特徴を感じます。

cielではどんな美術作品を見ることができる?

cielのアートギャラリーでは、三笠市出身の日本画家・新田志津男先生から寄贈された、北海道の風景を描いた日本画などが紹介されています。

そのほか、三笠市にゆかりのある画家の作品、美術的価値の高いアンモナイト、三笠の四季などを題材にしたプロジェクションマッピングも施設の見どころとして案内されています。

企画展も開催されており、訪問時期によって異なる作品に触れることができます。

展示内容や公開状況は変わるため、訪問前に公式サイトで開催中の企画展を確認するのがおすすめです。

紅露はるか日本画展「星をもとめて」の最終日に訪問

今回訪れた2026年9月30日は、紅露はるか日本画展「星をもとめて」の最終日でした。

施設の入口には、企画展を案内する看板が設置されていました。

三笠市の美術館cielで開催された紅露はるか日本画展「星をもとめて」の告知看板
2026年9月3日から9月30日まで開催された紅露はるか日本画展「星をもとめて」の告知看板。
街角タイムス北海道取材部撮影 2026年9月撮影

2026年9月3日から9月30日まで開催

今回の企画展の概要は次のとおりです。

項目内容
企画展紅露はるか日本画展「星をもとめて」
会場みかさの小さな美術館ciel
会期2026年9月3日〜9月30日
最終日9月30日13時まで
企画ciel企画展 Part5

三笠市の公式案内によると、日常の中で出会った風景や、そのときの心情を作品に反映させた日本画展として紹介されていました。

今回の企画展はすでに終了していますが、cielではほかにもさまざまな展覧会が開催されています。

最終日には紅露はるか先生ご本人が在館

今回の訪問で特に印象的だったのは、企画展の最終日に紅露はるか先生ご本人が会場にいらっしゃったことです。

地方の美術館を訪れたときに、展示している作品の作家本人がその場にいるとは限りません。

今回は、ちょうどそのような日に訪問することができました。(ラッキーでした)

企画展の開催期間だけでなく、こうした現地での出来事も、実際に足を運んだからこそ分かることです。

なお、作家の在館は今回の取材当日の状況です。通常の企画展で作家本人が在館していることを保証するものではありません。

実際に3館共通利用券を使ってcielを訪問

今回の取材では、三笠市内の複数の施設を利用できる「共通利用券」を使いました。

cielの入口前では、実際に使用した共通利用券を撮影しています。

みかさの小さな美術館cielの入口で撮影した一般750円の三笠市3館共通利用券
cielの入口前で撮影した3館共通利用券。三笠鉄道記念館、三笠市立博物館、cielを利用できる一般750円の共通券。
街角タイムス北海道取材部撮影 2026年9月撮影

3館共通利用券は一般750円

3館共通利用券は、次の3つの施設を利用できるチケットです。

  • 三笠鉄道記念館
  • 三笠市立博物館
  • 三笠市文化芸術振興促進施設ciel

通常の入館料金は、一般の場合、cielが300円、三笠市立博物館が450円、三笠鉄道記念館が530円です。

3施設の通常入館料を合計すると1,280円になりますが、3館共通利用券なら750円です。

つまり、3施設すべてを利用する場合、通常料金の合計より530円お得になります。

ただし、博物館の特別展開催期間には、別途特別展観覧料が必要になる場合があります。

実際、2026年7月18日から10月12日に開催されていた三笠市立博物館の特別展では、通常料金に100円が加算される案内でした。

共通利用券を購入する際には、開催中の特別展の有無も確認すると安心です。

共通利用券には季節による違いがある

三笠鉄道記念館には冬季休館期間があります。

そのため、共通利用券は時期によって対象施設が異なります。

利用券対象施設一般料金
3館共通利用券ciel・三笠市立博物館・三笠鉄道記念館750円
2館共通利用券ciel・三笠市立博物館500円

3館共通利用券は4月16日〜10月15日、2館共通利用券は10月16日〜3月31日の期間で案内されています。

各券の利用期限などは券面の表示も確認してください。

共通利用券はどんな人におすすめ?

三笠市を訪れて複数の観光施設を見学する予定があるなら、共通利用券は便利な選択肢です。

たとえば、三笠市立博物館でアンモナイトの化石を見て、三笠鉄道記念館で北海道の鉄道の歴史を知り、cielで芸術作品を楽しむことができます。

三笠市には、地質、炭鉱、鉄道、美術など、さまざまなジャンルの施設があります。

それらを一緒に巡れることが、共通利用券の魅力です。

一方、cielだけを見学する場合は、通常の単独入館券で十分です。

訪問予定の施設を考えて、利用券を選ぶとよいでしょう。

cielの入館料・開館時間・休館日

三笠市の公式案内をもとに、cielの基本情報をまとめました。

項目内容
正式名称三笠市文化芸術振興促進施設ciel
通称みかさの小さな美術館
所在地北海道三笠市若草町396番地1
開館2020年春
開館時間9:00〜17:00
最終入館16:30
入館料・一般300円
入館料・小中学生100円
未就学児無料
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始12月30日〜1月4日
電話番号01267-2-8080

※料金・休館日・展示内容は変更される可能性があります。訪問前に公式サイトでご確認ください。

また、三笠高校生レストランを利用した場合の入館料割引も案内されています。適用条件は窓口で確認してください。

cielへのアクセス

cielは北海道三笠市若草町にあります。

三笠高校生レストランに隣接しており、施設の前には大きな「ciel」の看板が設置されています。

車の場合

札幌方面から車で向かう場合は、道央自動車道の三笠ICや国道12号を利用します。

三笠市公式サイトでは、札幌方面から道央自動車道を利用するルートなどが紹介されています。

実際の所要時間は出発地点や道路状況によって変わるため、事前に経路を確認してください。

現地では建物前に広い舗装スペースが確認できましたが、利用可能な駐車区画については施設の案内に従いましょう。

バスの場合

三笠市の公式サイトでは、岩見沢ターミナルからバスで約25分というアクセス目安が案内されています。

停留所や運行時刻は変更される場合があるため、最新のバス情報を確認してください。

三笠市観光でcielとあわせて訪れたいスポット

三笠高校生レストラン

cielの隣には、三笠高校生レストランがあります。

三笠高校の生徒たちが食や調理などについて学び、実践する取り組みに関連する施設です。

cielとあわせて立ち寄りやすい場所ですが、レストランの営業日や利用方法は事前に確認してください。

三笠高校生レストランに行ってみた!休業日の注意点とESSOR STORE実食レポ

三笠市立博物館

三笠市立博物館は、アンモナイト化石の展示で知られる博物館です。

北海道の地質や化石、炭鉱の歴史など、三笠ならではの展示を楽しめます。

cielとの共通利用券があるため、あわせて見学するのもおすすめです。

三笠市立博物館を現地取材!アンモナイト・炭鉱展示・入館料・見どころ

三笠鉄道記念館

三笠鉄道記念館では、北海道の鉄道の歴史に関する展示や保存車両などを見ることができます。

街角タイムス北海道取材部でも、三笠鉄道村を現地取材しています。

鉄道記念館には冬季休館期間があるため、利用できる時期を確認してください。

みかさの小さな美術館cielのよくある質問

cielはどんな施設ですか?

三笠市の文化芸術を紹介する美術館です。三笠市にゆかりのある芸術家の作品や企画展などが紹介されています。

cielの入館料はいくらですか?

通常料金は一般300円、小・中学生100円、未就学児無料です。ほかの施設との共通利用券も用意されています。

cielの開館時間は?

9時から17時までで、最終入館は16時30分です。月曜日などの休館日に注意してください。

三笠市の共通利用券はcielでも使えますか?

はい。三笠市立博物館や三笠鉄道記念館との共通利用券の対象施設です。季節によって2館共通券と3館共通券があります。

紅露はるか日本画展「星をもとめて」は現在も開催していますか?

いいえ。2026年9月3日から9月30日まで開催された企画展で、すでに終了しています。現在の企画展はcielの公式サイトで確認できます。

cielはどこにありますか?

北海道三笠市若草町396番地1にあり、三笠高校生レストランの隣に位置しています。

まとめ|三笠市では炭鉱や鉄道だけでなく美術も楽しめる

今回訪れた「みかさの小さな美術館ciel」。

ちょうど紅露はるか日本画展「星をもとめて」の最終日で、作家先生ご本人も会場にいらっしゃいました。

また、三笠市内の3施設で使える共通利用券を実際に使用し、cielにも足を運ぶことができました。

三笠市には、炭鉱遺産や鉄道、化石など、北海道の歴史を知ることのできる観光スポットが数多くあります。

一方で、cielのように地域の芸術作品や企画展を楽しめる場所もあるのです。

三笠市の観光は、まだまだ奥が深いと感じます。

今後も街角タイムス北海道では、現地を訪れ、実際に見たものや体験したことを写真と文章で残していきたいと思います。

三笠市へ出かける際には、ぜひ「みかさの小さな美術館ciel」にも目を向けてみてください。

取材・写真:街角タイムス北海道取材部

関連記事

公式・参考資料

※取材時の展示状況や共通利用券の使用については、街角タイムス北海道取材部の現地取材に基づいています。料金・開館情報・企画展の詳細は公式情報を参照しています。

タイトルとURLをコピーしました