北海道江別市のJR江別駅近くにある「江別神社」。
木々に囲まれた境内には、大きな鳥居や石段、神明造の社殿、手水舎などがあり、江別の開拓時代から続く歴史を今に伝えています。
街角タイムス北海道取材部では、実際に江別神社を訪れ、参道から社殿、社務所、境内の石碑や保存樹木まで歩いて撮影してきました。
今回、特に印象的だったのは、長い石段の先に立つ鳥居と、その奥に見える社殿の風景です。
さらに境内には、樹齢138年とされるアカマツや「和光の池」の石碑など、神社の歴史を感じられるものが残されていました。
この記事では、現地で撮影した写真とともに、江別神社の由緒や御祭神、境内の見どころ、社務所、御朱印、アクセスなどを紹介します。
江別神社とは?1885年に始まる江別の歴史ある神社
江別神社は、北海道江別市萩ケ岡に鎮座する神社です。
北海道神社庁の公式記録によると、1885年(明治18年)、熊本県から入植した屯田兵の守護神として、現在の飛鳥山に社を建てたことが始まりとされています。
その後、1895年(明治28年)に現在の萩ケ岡へ移りました。
江別の開拓が進められた時代から、地域の人々にとって大切な場所であり続けてきた神社です。
江別神社の御祭神は3柱

参道の鳥居付近には、大きな石柱が立っています。
石柱には、江別神社に祀られている神々の名前が刻まれています。
江別神社の御祭神は、以下の3柱です。
- 天照大神(あまてらすおおかみ):伊勢神宮の内宮に祀られる神様
- 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ):国づくりや縁結びの神として知られる神様
- 加藤清正公(かとうきよまさこう):熊本ゆかりの武将で、江別へ入植した屯田兵の守護神として祀られた人物
1885年の創建時には加藤清正公が祀られ、その後1891年に大国主大神、1915年に天照大神を迎えています。
熊本県からの屯田兵入植とつながる加藤清正公が祀られている点も、江別神社の特徴のひとつです。
江別神社の参道を歩く|木々に囲まれた鳥居と石段

江別神社の境内を歩いてみると、参道には大きな木々が並んでいます。
鳥居の奥には真っすぐな参道が続き、その先に社殿が見えます。
取材時は雨が降った後だったようで、参道の舗装路面は濡れていました。
木々の葉も少し色づき始め、秋らしい雰囲気が感じられました。

参道へ続く石段には中央に手すりが設けられています。
石段の脇には古い石碑もあり、神社の歴史を感じる風景が広がります。
雨上がりには石段が濡れて滑りやすくなる可能性があるため、足元に注意して進みたいところです。
手水舎も立派な木造建築

参道の脇には、屋根付きの手水舎があります。
木造の柱と大きな屋根が特徴的で、足元には飛び石が敷かれています。
手水舎の中央には水をためる設備があり、上部には注連縄も見られました。
取材写真では手水舎の建物や設備を確認できましたが、水の使用状況までは確認していません。
利用する際は現地の案内に従ってください。
江別神社の社殿|1984年に造営された神明造の建物

参道を進むと、江別神社の社殿があります。
北海道神社庁によると、現在の社殿は1984年(昭和59年)、御鎮座百年記念事業として造営されたものです。
社殿は神明造と呼ばれる建築様式です。
正面から見ると屋根の形が美しく、木々に囲まれた境内の中でも存在感があります。

社殿の入口には「江別神社」と記された扁額が掲げられています。
その手前には注連縄が張られ、紙垂が下がっていました。
近くで見ると、社殿の屋根や木部の造りもよく分かります。
社殿前には狛犬もある

社殿の前には、石造りの狛犬も置かれていました。
今回撮影した写真では、狛犬の姿と社殿を一緒に見ることができます。
こうした境内の石造物も、神社を歩く際の見どころです。
江別神社の社務所を現地で確認

江別神社の境内には社務所もあります。
今回の取材では、社務所の建物と入口まで撮影できました。
社務所は社殿とは異なる建物で、白系の外壁と黒い屋根が特徴です。
入口には注連縄が設けられていました。
御朱印やお守りは社務所で
江別神社では、御朱印やお守りなどの授与が案内されています。
社務所の取扱時間については、全国観光情報サイト「JAPAN 47 GO」で9:00〜16:30と紹介されています。
ただし、神事や行事などによって対応時間が変わる場合があります。
今回の取材では社務所の外観を撮影しましたが、御朱印やお守りの授与は受けていません。
御朱印を希望する場合は、事前に対応時間を確認すると安心です。
境内には「ご神水」の設備もある

江別神社の境内には、「ご神水」と書かれた案内のある水場もありました。
石を組み合わせた設備が設けられており、水栓のような金具も確認できます。
江別神社のご神水は、地域情報サイトなどでも紹介されています。
ただし、今回の写真からは、水が利用できる状態だったか、飲用できる水なのかまでは確認できません。
現地で利用する場合は、神社の案内や社務所で利用条件を確認してください。
江別市保存樹木No.134|樹齢138年のアカマツ

今回の江別神社の取材で、特に印象に残ったもののひとつが大きなアカマツです。
境内の木には注連縄が巻かれ、その前には「江別市保存樹木」と書かれた案内板が設置されていました。
江別市の公式資料によると、このアカマツは保存樹木No.134に指定されています。
江別市の公表資料(2026年4月更新)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 樹種 | アカマツ |
| 指定番号 | No.134 |
| 所在地 | 江別神社 |
| 樹高 | 14m |
| 直径 | 68cm |
| 樹齢 | 138年(2025年調査時) |
江別市は、このアカマツを神社の歴史を見守ってきた御神木的な存在の夫婦松として紹介しています。
なお、取材時に撮影した現地案内板では樹高13m・直径65cmと表示されていました。
数値に違いがありますが、上記の表では2026年4月更新の江別市公式資料を採用しています。
実際に訪れてみると、案内板だけでなく木の大きさや太い幹も確認できます。
江別神社の長い歴史とともに残されてきた樹木です。
境内には歴史的な石碑も残されている

境内には、さまざまな石碑が残されています。
今回撮影した石碑のひとつには、北海道行幸記念に関する文字が刻まれていました。
神社の歴史だけでなく、江別という町の歩みを知る手がかりになりそうです。
ただし、石碑に記された出来事の詳細については、今回の写真だけでは十分に確認できない部分があります。
そのため、建立経緯などの断定は避けています。
「和光の池」の石碑も発見

境内を歩いていると、草地の中に「和光の池」と刻まれた石碑がありました。
地域の歴史資料では、かつて江別神社周辺に「和光の池」と呼ばれる池があり、現在は池そのものが残っていないと紹介されています。
今回の現地取材でも池の姿は確認できず、石碑を撮影しました。
現在は水辺としての池を見ることはできませんが、かつてこの場所の周辺に水に関わる歴史があったことを伝える石碑です。
雨上がりの江別神社|広い境内と木々の風景

最後に、境内全体の様子も撮影しました。
社殿の正面には舗装された広いスペースがあり、周囲には大きな木々が立っています。
取材時は地面が濡れていて、社殿や木々の姿が路面に映っていました。
参拝者の人数や普段の混雑状況については、この写真だけで判断することはできません。
ただ、鳥居から社殿へと続く参道や境内の木々を見て歩くだけでも、江別神社が地域の歴史とともにある場所だと感じられました。
江別神社の例大祭は9月9日
北海道神社庁札幌支部の公式案内によると、江別神社の例祭日は9月9日です。
主な祭事の日程は以下のとおりです。
| 行事 | 日程 |
|---|---|
| 宵宮祭 | 9月8日 |
| 例祭(本祭) | 9月9日 |
| 後日祭 | 9月10日 |
例大祭では神輿渡御などの行事が行われてきた歴史もあります。
ただし、年によって開催内容や時間が変更される場合があるため、実際に訪れる際はその年の公式案内を確認してください。
今回の取材は例大祭期間中ではないため、祭りの様子については実体験として紹介していません。
江別神社の住所・アクセス・駐車場
江別神社は、JR江別駅から歩いてアクセスできる場所にあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 神社名 | 江別神社 |
| 読み方 | えべつじんじゃ |
| 住所 | 北海道江別市萩ケ岡1番地1 |
| 電話番号 | 011-382-2201 |
| JRアクセス | JR江別駅から徒歩約1〜3分 |
| 社務所 | あり |
| 社務取扱時間 | 観光情報では9:00〜16:30 |
| 例祭日 | 9月9日 |
| 御祭神 | 天照大神・大国主大神・加藤清正公 |
| 駐車場 | 台数・利用条件は未確認 |
駐車場について
今回の取材では社務所前などの舗装スペースを確認しました。参拝者用駐車場の正式な位置や台数は確認できませんでしたが駐車場はあります。私も取材をするために利用しました。
車で訪れる場合は、駐車場所を神社に確認することをおすすめします。
また、社務所の受付時間は境内を参拝できる時間と同じではありません。参拝可能な時間に制限がある場合は現地の案内に従ってください。
江別市の観光スポットもあわせて巡ろう
江別神社を訪れるなら、江別市内のほかの観光スポットにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
街角タイムス北海道では、江別市の歴史や自然、グルメスポットなどを現地取材しています。
江別の観光スポットを幅広く探したい方は、江別市の観光ガイドをご覧ください。
地元のパンや農産物に興味がある方には、ゆめちからテラスの現地取材記事もおすすめです。
自然の中を歩いたり、スポーツ施設を見て回ったりしたい方は、野幌総合運動公園の現地取材記事も参考にしてください。
江別神社のよくある質問 FAQ
Q1. 江別神社はいつ創建されましたか?
1885年(明治18年)に、熊本県から江別へ入植した屯田兵の守護神として始まりました。1895年に現在の萩ケ岡へ移っています。
Q2. 江別神社にはどの神様が祀られていますか?
天照大神、大国主大神、加藤清正公の3柱が祀られています。
Q3. 江別神社で御朱印はいただけますか?
御朱印の授与が紹介されています。希望する場合は、社務所で対応状況や受付時間を確認してください。今回の取材では御朱印の授与は受けていません。
Q4. 江別神社の社務所はどこにありますか?
社殿の近くに社務所があります。今回の現地取材でも建物と入口を撮影しました。
Q5. 江別神社にはご神水がありますか?
境内には「ご神水」と表示された水場があります。ただし、現在の給水状況や飲用可否は今回の取材では確認できていません。
Q6. 江別神社の境内にある大きなアカマツは何ですか?
江別市保存樹木No.134に指定されているアカマツです。市の公式資料では2025年調査時の樹齢が138年とされています。
Q7. 江別神社の例大祭はいつですか?
例祭日は9月9日です。宵宮祭は9月8日、後日祭は9月10日と案内されています。実際の行事内容はその年の公式情報をご確認ください。
Q8. 江別神社には駐車場がありますか?
今回の取材写真では境内に舗装スペースを確認できましたが、正式な駐車区画や利用条件は未確認です。車での参拝を予定する場合は神社へお問い合わせください。
Q9. 江別神社はJR江別駅から近いですか?
はい。JR江別駅から徒歩約1〜3分と案内されています。
⑨ まとめ|江別神社は開拓の歴史と緑が残る神社
今回、江別神社を現地取材して印象に残ったのは、鳥居から社殿へと続く参道と、境内に残る歴史的な石碑や樹木でした。
江別神社は1885年に始まり、熊本から入植した屯田兵の歴史とも深い関わりがあります。
御祭神には天照大神、大国主大神、加藤清正公が祀られ、現在の社殿は1984年に造営されました。
境内には大きな鳥居や手水舎、狛犬、社務所などがあり、実際に歩くとさまざまな見どころがあります。
中でも、江別市保存樹木に指定されたアカマツは印象的でした。
樹齢138年とされる木が、江別神社の歴史を見守るように立っています。
また、「和光の池」の石碑など、普段の参拝では見過ごしてしまいそうな歴史の痕跡も残されていました。
JR江別駅から近く、江別市の歴史を知るうえでも立ち寄ってみたい神社です。
江別市を観光する際には、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
取材・撮影:街角タイムス北海道取材部
江別市には、このほかにもレンガ建築、酪農の歴史、神社、石狩川、自然、公園など多くの見どころがあります。街角タイムス北海道取材部が実際に巡ったスポットを「江別市観光ガイド」でまとめています。
→ 江別市観光ガイド|実際に歩いたレンガ・酪農・歴史・自然・おすすめスポット
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※本記事は現地撮影と北海道神社庁・江別市などの公開情報をもとに制作しています。社務所の受付時間や各種授与の対応状況は変更される場合があります。

