月形町観光ガイド|実際に歩いたおすすめスポット・歴史・温泉・廃線跡

月形町観光おすすめスポットを現地取材 月形町
街角タイムス北海道取材部が実際に巡った月形町の観光スポット

北海道樺戸郡月形町は、札幌から日帰りでも訪れやすい空知地方の町です。

実際に現地を歩いてみると、月形町の最大の特徴は、町そのものの成り立ちが北海道開拓の歴史と深くつながっていることでした。

  • 樺戸集治監。
  • その歴史とともに形成された町。
  • 水辺に広がる皆楽公園。
  • 道の駅275つきがたと月形温泉。

そして現在も残る旧札沼線の駅跡。

街角タイムス北海道取材部では、月形樺戸博物館、樺戸神社、皆楽公園、道の駅275つきがた、月形温泉ゆりかご、月ヶ岡駅跡、旧札比内駅跡などを実際に現地取材してきました。

この記事では、編集部が実際に歩き、撮影し、現地で確認した場所を中心に月形町観光を紹介します。

月形町はどんなところ?

月形町を理解するうえで、まず知っておきたいのが樺戸集治監です。

1881年に北海道で最初の集治監として樺戸集治監が開庁し、囚人たちは道路開削や農地開墾など北海道開拓に関わる労働に従事しました。

現在の月形町には、篠津山囚人墓地、北漸寺、円福寺、月形スギ保護林、歴代典獄記念碑など、集治監に関連する史跡が今も数多く残されています。

一方、現在の月形町には、

歴史
+
自然
+
アウトドア
+
温泉
+
旧札沼線

という複数の楽しみ方があります。

月形樺戸博物館|月形町観光はここから始めたい

月形町を初めて訪れるなら、最初に見てほしいのが月形樺戸博物館です。

旧樺戸集治監本庁舎、博物館本館、別館などを通して、樺戸集治監開監から廃監までの39年間を知ることができます。

街角タイムス北海道取材部でも実際に現地を訪れ、

  • 旧樺戸集治監本庁舎
  • 博物館本館
  • 月形町役場周辺
  • 月形潔の胸像
  • 記念碑
  • 囚人が植えた杉林

などを歩いて撮影しました。

旧本庁舎は、集治監廃止後には長く役場としても使用されています。

樺戸集治監 → 月形の町づくり → 現在の月形町

という流れを理解してから他の場所へ行くと、町の見え方が大きく変わります。

旧樺戸集治監本庁舎
旧樺戸集治監本庁舎 2026年9月撮影

月形樺戸博物館を現地取材!樺戸集治監の歴史・料金・開館時間・見どころを紹介

樺戸神社|集治監とともに歩んできた神社

月形樺戸博物館と一緒に訪れたいのが樺戸神社です。

樺戸神社は1882年創建。

樺戸集治監が開庁した翌年です。

実際に両方を続けて見ると、

集治監ができる
→ 人が集まる
→ 町が形成される
→ 神社が建立される

という月形町の歴史が非常に分かりやすくなります。

2026年の街角タイムス取材時には、2023年の雪害で拝殿が倒壊した後の状態が続いており、現在残る本殿、再建支援の案内、御朱印などを確認しました。

完成した観光施設だけでなく、地域が復旧・再建している途中の姿も記録することが街角タイムスの取材方針です。

樺戸神社
樺戸神社 2026年9月撮影

樺戸神社を現地取材!雪害で拝殿が倒壊、再建を目指す月形町の神社【御朱印あり】

皆楽公園|キャンプ・釣り・ボートを楽しむ水辺の公園

歴史スポットから雰囲気を大きく変えて、自然を楽しめるのが皆楽公園です。

約27ヘクタールの園内には、

  • キャンプ場
  • バンガロー
  • サイクリングロード
  • 貸しボート
  • パークゴルフ場

などがあります。

公園周囲のサイクリングロードは約3kmで、ヘラブナ釣りのスポットとしても利用されています。

街角タイムスでも池の周辺、キャンプ場、水辺の家などを実際に歩きました。

道の駅や温泉と非常に近いため、ここだけを単独で訪れるより、皆楽公園エリア全体で半日程度過ごす使い方もできます。

皆楽公園
キャンプや釣り、水辺の散策を楽しめる皆楽公園。2026年9月撮影

皆楽公園を現地取材|キャンプ・釣り・ボート・水辺の家まで写真で紹介

道の駅275つきがた|月形町の新しい観光拠点

皆楽公園のそばにあるのが、道の駅275つきがたです。

2024年9月にオープンしました。月形町では道の駅で販売する地場産品の商品開発も支援しており、町の新しい観光・地域産品拠点として育てています。

実際に歩いてみると、

道の駅
+
月形温泉ゆりかご
+
皆楽公園
+
キャンプ場
+
レストラン・売店

が近くにまとまっています。

そのため「ドライブ途中に立ち寄る道の駅」というより、ここ自体を目的地にできるエリアです。

道の駅275つきがたの看板
皆楽公園や温泉と一緒に楽しめる道の駅275つきがた。2026年9月撮影

道の駅275つきがたを現地取材|温泉・グルメ・駐車場・皆楽公園を写真で紹介【月形町】

月形温泉ゆりかご|観光の最後にもおすすめ

月形町観光の最後に利用しやすいのが月形温泉ゆりかごです。

街角タイムスでは、外観や館内周辺を現地取材しました。

浴場内については撮影していませんが、公式案内では、

  • 露天風呂
  • オートロウリュ付きサウナ
  • 休憩スペース
  • レストラン
  • 売店

などがあります。

2026年6月1日~10月31日は、日帰り入浴の営業時間が10:30~21:00(最終入場20:30)となっています。通常期は11:00~21:00です。

月形樺戸博物館で歴史を学び、皆楽公園を歩き、道の駅を見て、最後に温泉へ。

この流れは実際に現地を回っても非常に組みやすいです。

月形町観光 月形温泉ゆりかご
月形町観光の最後に立ち寄りやすい月形温泉ゆりかご。2026年9月撮影

月形温泉ゆりかごを現地取材|料金・営業時間・サウナ・露天風呂を紹介

月ヶ岡駅跡|札沼線の廃線跡が現在も残る

月形町には、もう一つ重要な観光テーマがあります。

それが旧JR札沼線です。

月ヶ岡駅は、札沼線の北海道医療大学駅~新十津川駅間の廃止に伴って鉄道駅としての役割を終えました。

正式な廃止日は2020年5月7日ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、実際の最終運行は4月17日に繰り上げられています。

2026年の現地取材では、

  • ログハウス風の待合所
  • ホーム
  • 線路
  • レール撤去後の路盤
  • 代替バス「とべ~る号」のバス停
  • パーク&ライド無料駐車場

などを確認しました。

旧札沼線月ヶ岡駅跡に残るホームと線路
札沼線廃止後もホームと線路が残る月ヶ岡駅跡。2026年9月撮影

月ヶ岡駅跡を現地取材|札沼線の廃線跡に残るホーム・線路・ログハウス

旧札比内駅跡|農村の中に残る鉄道の記憶

月形町北部には旧札比内駅跡もあります。

2026年9月の現地取材では、

  • 駅舎
  • ホーム
  • 線路
  • ワンマン列車の乗車位置表示
  • 周囲の田園風景

などを確認しました。

単なる更地ではなく、2020年の廃線以前の駅の姿を現在も立体的に感じられる場所です。

ただし、観光テーマパークとして整備された場所ではありません。

立入禁止表示がある場所へ入らず、公道など明確に立入可能な場所から見学します。

北海道月形町に残る旧札比内駅の駅舎外観
札沼線の駅舎やホーム、線路が残る旧札比内駅跡。2026年9月撮影

旧札比内駅跡を現地取材|駅舎・ホーム・線路とアクセス案内

札比内神社|旧駅と一緒に見たい地域の鎮守

札比内地区では、旧札比内駅跡だけでなく札比内神社も現地取材しています。

赤い屋根の社殿や鳥居、狛犬、石碑などが残り、開拓集落とともに歩んできた地域の歴史を現在に伝えています。

旧札比内駅跡と合わせて巡ることで、「鉄道の歴史」と「地域の暮らし・信仰」を同じ地区で見ることができます。

札比内神社と刻まれた境内入口の石造社号標
鳥居のそばに建つ札比内神社の社号標。奥には社殿の屋根も見えます。2026年9月撮影

札比内神社を現地取材|7柱の御祭神・由緒・境内を写真案内

月形町観光は3つのテーマで巡ると分かりやすい

樺戸集治監と北海道開拓の歴史

中心となるのが、月形樺戸博物館→ 樺戸神社です。

追加取材後は、円山公園、篠津山囚人墓地、北漸寺、円福寺までつないでいきます。

皆楽公園・道の駅・温泉

皆楽公園
→ 道の駅275つきがた
→ 月形温泉ゆりかご

は非常に近い場所にまとまっています。

自然、キャンプ、食、買い物、温泉を一つのエリアで楽しめます。

旧札沼線

月ヶ岡駅跡
→ 旧石狩月形駅跡
→ 旧札比内駅跡

などを巡るテーマです。

旧石狩月形駅跡には現在、「旧JR札沼線のあゆみ」の案内看板と旧ホーム駅名板のレプリカが設置されています。

月形町を1日で巡るおすすめモデルコース

初めて訪れるなら、

月形樺戸博物館
↓
樺戸神社
↓
皆楽公園
↓
道の駅275つきがた
↓
月形温泉ゆりかご

が最も分かりやすいルートです。

歴史を知ってから、自然、食、温泉へ移ります。

さらに鉄道好きなら、

月ヶ岡駅跡
→ 旧石狩月形駅跡
→ 旧札比内駅跡

を加えます。

月形町には現在も札沼線代替交通の路線バスが運行しており、「月ヶ岡駅」など旧駅名が現在のバス停名にも引き継がれています。

月形町ではイベントも楽しめる

街角タイムスでは、2026年の北海道金魚祭りも実際に現地取材しました。

金魚・メダカの展示販売や金魚すくい、グルメなどが集まる個性的なイベントです。

イベント会場から道の駅275つきがた、皆楽公園、月形温泉も近いため、イベントだけで帰らず町内観光と組み合わせられます。

また、2026年7月25日には皆楽公園で第39回つきがた夏まつりが開催され、花火大会なども行われました。

金魚祭り2026
月形町で開催された北海道金魚祭りを街角タイムス北海道取材部が現地取材。2026年9月撮影

月形町観光でよくある質問

月形町で一番おすすめの観光スポットは?

初めて訪れるなら、まず月形樺戸博物館がおすすめです。

月形町がどのように形成されたのかを知ってから町を巡ると、樺戸神社や周辺史跡の意味も理解しやすくなります。

月形町は日帰りで観光できる?

できます。

月形樺戸博物館、樺戸神社、皆楽公園、道の駅275つきがた、月形温泉ゆりかごを組み合わせれば、1日観光を作れます。

月形町ではキャンプできる?

皆楽公園にキャンプ場とバンガローがあります。道民の森月形地区にもキャンプ場があります。

月形町で温泉に入れる?

月形温泉ゆりかごがあります。

2026年10月31日までは10:30~21:00、最終入場20:30です。11月以降は通常の11:00開館に戻る予定なので、訪問時は最新情報を確認してください。

札沼線の廃線跡を見ることはできる?

月ヶ岡駅跡や旧札比内駅跡などで鉄道の痕跡を見ることができます。

ただし保存状況や立入可能範囲は場所によって異なるため、立入禁止表示や私有地との境界を守って見学してください。

まとめ|月形町は歴史を知ってから歩くと面白い

実際に月形町を巡ってみると、最も印象に残ったのは町の歴史です。

樺戸集治監とともに形成された町。

その翌年に創建された樺戸神社。

北海道開拓の歴史を現在へ伝える月形樺戸博物館。

その一方で、

皆楽公園。

道の駅275つきがた。

月形温泉。

そして旧札沼線の廃駅。

現在の月形町には、歴史だけではない楽しみ方があります。

歴史を知る。
水辺を歩く。
道の駅で食べる。
温泉に入る。
廃線跡をたどる。

この順番で町を巡ると、「月形」という町がどうでき、現在どのような場所になっているのかが少しずつつながって見えてきます。

街角タイムスでは、今後も現地取材を追加しながら、この月形町観光ガイドを更新していきます。

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