北海道栗山町の丘陵地にある栗の樹ファームを街角タイムス北海道取材部が訪ねました。
ここは、元プロ野球選手で北海道日本ハムファイターズや野球日本代表「侍ジャパン」の監督を務めた栗山英樹さんが、長年思い描いていた野球場を形にした場所です。
天然芝のグラウンドとログハウスは、栗山さんと町民との交流を象徴する存在として知られてきました。しかし、2026年9月の現地取材時は完全休館中です。
入口には「都合により当面の間、完全休館」「ログハウスの中も外の野球場も閉鎖」と掲示されていました。
現在は施設見学や野球場利用を目的に入口の坂を上ることはできません。
この記事では、現地掲示を最優先に、外から確認できた様子、栗の樹ファーム誕生の背景、アクセス、再開前に知っておきたい注意点を紹介します。
栗の樹ファームの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 栗の樹ファーム |
| 所在地 | 北海道夕張郡栗山町湯地22番地25 |
| JR栗山駅から | 車で約5分 |
| 問い合わせ | 0123-72-3917 |
| 主な施設 | 天然芝の少年野球場、野球資料を展示してきたログハウス |
| 建設 | 2002年(平成14年) |
| 現在の営業状況 | 2026年9月取材時は当面の間、完全休館 |
| 見学・球場利用 | 休館中は不可 |
| 再開時期 | 現地掲示に具体的な日付なし |
| 駐車場 | 休館中は来場自体を控える。再開後の案内を要確認 |
栗山町公式サイトには過去の施設情報が残っていますが、同ページでも休館と入口の坂へ進まないよう案内されています。
検索結果や古い観光ページに営業時間、休業日、無料見学などが表示される場合がありますが、現在の営業情報として利用しないでください。
2026年9月現在は完全休館|入口から先へ進まない
栗の樹ファームへ向かう道路沿いには、木の幹を生かしたオレンジ色の看板があります。大規模な観光施設のような案内標識ではなく、周囲の景観になじむ素朴な目印です。
看板は緑の斜面に立ち、道路から見落としやすい大きさです。ただし、看板を見つけても、現在は見学目的で奥へ進むことはできません。

入口にはロープとカラーコーン
現地では、坂道の入口がロープとカラーコーンで閉鎖されていました。車だけでなく、徒歩でロープを越えることもできません。

現地掲示は「ログハウス内も屋外球場も閉鎖」
入口の掲示には、次の内容が記されていました。
- 都合により当面の間、完全休館
- ログハウスの中も外の野球場も閉鎖
- 再開時は案内する
掲示には再開予定日が書かれていません。
栗山町公式サイトには2023年6月21日付で、新型コロナウイルス感染症拡大防止などの観点から当面休館との追記があります。
一方、2026年9月の現地掲示は休館理由を「都合により」としており、現在の詳しい理由は確認できませんでした。
理由を推測せず、現時点では完全休館であることを訪問判断の基準にしてください。

「野球場を見るだけでしたらどうぞお上がりください」との記載を発見しましたので野球場を見に上がります。
栗の樹ファームは栗山英樹さんの「夢の球場」
栗山英樹さんと栗山町の交流は、1999年(平成11年)に栗山青年会議所の創立30周年記念式典へ、同じ「栗山」という名前の縁から講演を依頼されたことをきっかけに始まりました。
栗山町公式noteによると、栗山さんは映画『フィールド・オブ・ドリームス』に影響を受け、自分の野球場を造りたいという夢を持っていました。
栗山町の自然と人々にひかれ、2002年(平成14年)、湯地にログハウスと天然芝の野球場を備えた栗の樹ファームを建設しました。
町民有志も芝やグラウンドの整備、ログハウスの建築などに協力したと紹介されています。
栗山さん個人の夢だけでなく、町の人たちと一緒に形にした場所であることが、栗の樹ファームの大きな特徴です。
町と自然が見える丘陵地
栗の樹ファーム周辺は、町中心部から近い一方、木々と坂道に囲まれた静かな環境です。道路は区間によって幅が狭く、路肩の余裕も大きくありません。

交差点にも大きな観光案内板は見当たらず、初めて訪れると曲がる場所が分かりにくいことがあります。
栗山町は過去の回答で、商業ベースに乗せたくないという栗山さんの意向を踏まえ、国道234号から町道への入口に案内看板を設けていないと説明しています。

坂道と見晴らし
周辺には傾斜のある細い道路があります。
積雪期や路面が濡れている日は、通常以上に注意が必要です。休館中は施設へ続く坂道へ進まず、公道上でも駐停車によって通行を妨げないようにしてください。

高台からは栗山町の市街地と周囲の山並みを見渡せます。この景観も、栗山さんが栗山町の自然にひかれた背景を想像させます。

天然芝の球場とログハウス
栗の樹ファームは、内外野に天然芝が広がる少年野球場とログハウスで構成されています。施設へ近づく道も木々に囲まれ、映画に登場する農場の球場を思わせる環境です。
ただし、現在は完全休館中です。
施設の雰囲気を確かめるためであっても、閉鎖表示の先や私有地へ立ち入ってはいけません。

野球少年に向けて造られた天然芝のグラウンド
栗山町公式サイトは、栗の樹ファームを栗山英樹さんが名前の縁で造った「少年野球場」と紹介しています。
かつては野球大会や野球教室など、子どもたちと交流する場にもなってきました。

外から確認できるグラウンドには芝が広がり、一般的なスタンド付き球場とは異なる、自然と一体になった景観が見られます。
ただし、芝が見えることと利用できることは別です。完全休館中はキャッチボールを含め、球場へ入ることはできません。

野球資料を展示してきたログハウス
球場に隣接するログハウスには、日米の選手が使用したバット、ユニホーム、サインボールなどが展示され、野球ファンが訪れる資料館のような役割を担ってきました。
現在はログハウス内部も閉鎖されています。
展示物が現在も同じ内容・配置で保管されているかは確認できていないため、過去の紹介写真や口コミだけを見て訪れないようにしましょう。
営業時間・料金・駐車場は再開後の情報を確認
古い観光案内には、季節別の営業時間、月曜・火曜休み、入場無料、駐車場ありといった情報が残っています。
しかし、2026年9月現在は完全休館しているため、これらを現行の利用案内として掲載するのは適切ではありません。
再開の告知が出た場合も、以前と同じ営業時間、休業日、料金、駐車方法になるとは限りません。次の順序で確認してください。
- 栗山町公式サイトの栗の樹ファームページを確認
- 入口の最新掲示を確認
- 必要に応じて栗の樹ファーム(0123-72-3917)へ問い合わせ
完全休館中は施設の駐車場を利用できる前提で向かわず、周辺道路への路上駐車や短時間の停車も避けましょう。
栗の樹ファームへのアクセス
栗の樹ファームの所在地は、北海道夕張郡栗山町湯地22番地25です。栗山町公式サイトでは、JR栗山駅から車で約5分と案内されています。
町中心部の交通情報は栗山駅の記事で確認できます。ただし、完全休館中はアクセス確認だけを目的に現地へ向かうのではなく、町内の公開施設を目的地にするのがおすすめです。
再開前の訪問で守りたいこと
- 入口のロープ、カラーコーン、閉鎖掲示を越えない
- 徒歩でも入口の坂を上らない
- 私有地、球場、ログハウスへ立ち入らない
- 周辺道路に駐車・長時間停車しない
- ドローンを飛行させない
- 再開時期や休館理由を近隣住民へ尋ね回らない
- 公式情報と現地掲示が異なる場合は、より新しい現地掲示を優先する
周辺であわせて訪れたい場所
栗の樹ファームが休館中でも、栗山町には地域の歴史や自然に触れられる公開施設があります。
各施設の開館日、見学範囲、撮影条件は異なります。訪問前にそれぞれの最新情報を確認してください。
栗の樹ファームのFAQ
栗の樹ファームは現在見学できますか?
2026年9月の現地取材時は、都合により当面の間、完全休館と掲示されていました。ログハウス内部と屋外の野球場の両方が閉鎖されています。
入口から野球場だけを見ることはできますか?
できません。入口にはロープとカラーコーンが設置され、掲示にはログハウスの中だけでなく、外の野球場も閉鎖すると書かれています。徒歩でも坂を上らないでください。
栗の樹ファームの再開日は決まっていますか?
2026年9月の現地掲示に再開予定日は記載されていません。「また再開の際にはこちらにてご案内」とされています。栗山町公式サイトや現地の最新案内を確認してください。
栗の樹ファームの営業時間と料金は?
完全休館中のため、現在利用できる営業時間や料金はありません。インターネット上には過去の営業時間や無料との情報が残っていますが、再開後も同じ条件になるとは限りません。
栗の樹ファームの駐車場は利用できますか?
完全休館中は施設見学を目的とした来場自体が案内されていません。過去の駐車場情報を根拠に敷地へ入ったり、入口や周辺道路に駐車したりしないでください。
栗の樹ファームはなぜ栗山町にあるのですか?
栗山英樹さんと栗山町は、同じ「栗山」という名前の縁から交流が始まりました。栗山さんが町の自然と人々にひかれ、野球場を造る夢を2002年に実現したのが栗の樹ファームです。
まとめ|栗の樹ファームは再開を待って訪れたい夢の球場
栗の樹ファームは、栗山英樹さんが映画から受けた感動と「自分の野球場を造りたい」という夢を、栗山町の人々とともに形にした場所です。
天然芝の球場とログハウスには、野球への思いだけでなく、栗山さんと町が築いてきた交流の歴史が刻まれています。
一方、2026年9月現在は完全休館中です。ログハウスも屋外球場も閉鎖され、入口の坂への立ち入りもできません。過去の営業時間や口コミを頼りに訪れず、再開の正式案内を待つことが、この場所と地域への敬意につながります。
再び公開される日には、最新の営業時間、見学方法、駐車場を確認したうえで、栗山町が大切にしてきた「夢の球場」を静かに訪ねたいところです。
関連記事

