積丹町の有名観光スポットというと、神威岬や島武意海岸を思い浮かべる人が多いかもしれません。
島武意海岸を取材した街角タイムス北海道編集部は、そのまま周辺を歩き、積丹岬灯台まで実際に行ってみました。
結論からいうと、道そのものは比較的歩きやすいものの、行きは上り坂が多く、積丹岬灯台まででも思った以上に疲れました。
島武意海岸を見た勢いで「すぐ近くだろう」と考えるより、少し時間と体力を見ておいた方がいい場所です。
一方で、灯台方面まで来る観光客は島武意海岸周辺よりかなり少なく、取材時に見かけた人は数人程度。私はもちろん汗だく。
海岸線や日本海を眺めながら歩ける、静かな積丹散策になりました。
- 島武意海岸から積丹岬灯台へ向かう
- 積丹岬灯台へ向かう道は舗装されている
- 高い場所から入舸町と海が見える
- 行きは上り坂が多い
- 現地案内では積丹岬灯台展望台まで約300m・15分
- 赤と白の積丹岬灯台に到着
- 灯台周辺からさらに景色を見られる
- 積丹岬から見る日本海
- 展望スペースにはベンチもある
- 積丹岬では熊対策を忘れない
- 現地には「熊よけの鐘」がある
- 熊よけの鐘だけに頼らない
- 野生鳥獣対策の設備にも触れない
- 灯台より先は自然遊歩道らしい道になる
- 2026年現在の積丹岬自然遊歩道の通行状況
- 実際に歩いて分かった積丹岬灯台の難易度
- 積丹岬灯台まで来る人は少なかった
- 島武意海岸とセットで行く価値はある?
- 積丹岬灯台のよくある質問(FAQ)
- まとめ|300mでも意外に疲れる。でも歩いた先の景色は見る価値がある
島武意海岸から積丹岬灯台へ向かう
街角タイムス編集部は、まず島武意海岸を取材しました。
駐車場から島武意海岸トンネルを通り、展望台から積丹ブルーを確認。
その後、積丹岬灯台方面へ向かいました。
島武意海岸の詳しい駐車場・トンネル・通行止めについては、別記事の「島武意海岸を現地取材」で詳しく紹介しています。
Google Mapsでも現在地を確認
現地ではスマートフォンでも現在地を確認しました。
Google Maps上でも、
- 島武意海岸
- 島武意海岸展望台
- 積丹岬灯台展望台
- 笠泊展望台
- タケノコ岩
などが周辺に表示されます。
ただし、実際の遊歩道の通行可能区間についてはGoogle Mapsだけで判断せず、現地案内と積丹町の最新情報を確認することが重要です。
積丹岬灯台へ向かう道は舗装されている
歩き始めてまず感じたのは、道自体はかなり歩きやすいということです。

一般的な山道のような、石や木の根が連続する道ではありません。
街角タイムス北海道取材部が灯台まで歩いた区間は、舗装された場所が中心でした。
遠くには海も見えます。
高い場所から入舸町と海が見える
歩いていると、高い位置から周囲の景色を眺められる場所があります。

写真を見ると、かなり高いところまで上がっていることが分かります。
これが、実際に歩くと疲れる理由でもあります。
行きは上り坂が多い
今回一番伝えておきたいのがここです。

舗装されているため足元は比較的安定しています。
しかし、行きは上りが多いです。
写真だけだとそれほど大変そうに見えないかもしれませんが、実際に歩くと継続して高度を上げていきます。
特に島武意海岸を先に見てから歩いたため、積丹岬灯台へ着くころにはかなり疲れました。
「歩きやすい」と「楽」は別
ここは重要です。
今回の体感では、
路面:歩きやすい
体力:それなりに必要
でした。

平坦な観光公園を歩く感覚ではありません。
高齢者、小さな子ども連れ、足腰に不安がある人は無理をせず、自分の体力と相談して向かうのがおすすめです。
現地案内では積丹岬灯台展望台まで約300m・15分
灯台周辺には「シララの小道 積丹岬自然公園遊歩道」の案内板があります。

案内板には、
全長:約1,800m
往復:約3,600m
片道:約1時間
往復:約2時間
と表示されています。
ただし、これはシララの小道全体の案内です。
街角タイムス北海道取材部は今回、このルートすべてを歩いていません。
積丹岬灯台までです。
灯台展望台までは300m・約15分の表示
案内図を拡大すると、

「積丹岬灯台展望台 15分/300m」と表示されています。
数字だけ見ると短く感じます。
しかし上りがあります。
そのため「300mしかない」と考えるより、坂道を15分程度歩くと考えた方が現地での感覚に近いと思います。
歩行速度や体力によって当然差があります。
赤と白の積丹岬灯台に到着
坂を上っていくと、ついに灯台が見えてきます。

ここまで来ると、「やっと着いた」という感じがありました。
さらに近づきます。

白い塔に赤い帯が入った、非常に分かりやすいデザインです。
青空の下では特に目立ちます。
灯台周辺からさらに景色を見られる
灯台の周辺には、海側へ続く道があります。

ここまで来たら、灯台だけ見て引き返すのではなく、周囲の景色もぜひ見てほしいところです。
積丹岬から見る日本海
灯台周辺からは、日本海と険しい海岸線を見ることができます。

島武意海岸とは、また違う景色です。
島武意海岸では岩礁と積丹ブルーを上から見る印象が強いですが、こちらでは、岬そのものの地形と日本海を広く見渡すことができます。
展望スペースにはベンチもある
歩いた先には、案内板とベンチが置かれた展望スペースがあります。

歩いて疲れたあとに休めるのはありがたいところです。

街角タイムス北海道取材部も、灯台まで歩いた時点でかなり疲れていました。
ここで景色を眺めながら少し休憩するのがおすすめです。
積丹岬では熊対策を忘れない
景色以上に重要なのが、熊対策です。
積丹岬自然遊歩道周辺は、完全に市街地の観光施設内を歩く場所ではありません。
積丹町も、野生動物との遭遇を避けるため、熊よけ鈴など音の出るものを携帯するよう呼びかけています。
参照リンク
2026年度にも、7月28日に積丹岬遊歩道の女郎子岩付近で熊が目撃されています。
現地には「熊よけの鐘」がある
現地には、そのものずばり、「熊よけの鐘」が設置されています。

英語でも、English: Bear Bellと表示されています。

こうした設備があること自体、ここが野生動物の生活圏に近い遊歩道だと考えておいた方がいいでしょう。
熊よけの鐘だけに頼らない
積丹町は散策する人に熊よけ鈴などの携帯を案内しています。
つまり、現地に鐘があるから自分では何もしなくていいという考え方ではなく、
- 熊鈴を携帯する
- 音を出しながら歩く
- 周囲に注意する
- できれば複数人で歩く
- 最新の熊目撃情報を確認する
といった対策をしておく方が安心です。過去の積丹町の案内でも、鈴など音の出るものの携行や複数人での散策が呼びかけられています。
野生鳥獣対策の設備にも触れない
途中には、「鳥獣被害防止設備設置中・お手を触れないでください」という趣旨の注意看板もありました。

こうした現地設備には不用意に触れないようにしてください。
灯台より先は自然遊歩道らしい道になる
灯台周辺から先を見ると、舗装路だけではありません。

ここから先へ本格的に歩く場合は、散策向けの服装・靴を用意した方がいいでしょう。
積丹町も自然遊歩道について、階段など一部に破損箇所があるため足元に十分注意するよう案内しています。
2026年現在の積丹岬自然遊歩道の通行状況
2026年9月7日更新の積丹町公式情報では、積丹岬自然遊歩道は散策可能です。
ただし、女郎子岩展望台から幌武意側入口までの区間は通行できません。
さらに、階段など遊歩道の一部には破損箇所があります。
そのため「シララの小道1,800mをそのまま全部歩ける」と考えない方がいいです。
街角タイムス編集部も今回、通行可能区間をすべて踏破したわけではありません。
島武意海岸側から積丹岬灯台・展望スペースまでを取材しています。
実際に歩いて分かった積丹岬灯台の難易度
現地取材で感じた内容をまとめます。
| 項目 | 実際に歩いた印象 |
|---|---|
| 道 | 舗装区間が多い |
| 歩きやすさ | 路面は比較的歩きやすい |
| 行き | 上りが多い |
| 所要時間の案内 | 灯台展望台まで300m・約15分 |
| 体力 | 距離以上に使う |
| 編集部の体感 | 灯台まででもかなり疲れた |
| 景色 | 海・断崖・灯台を楽しめる |
| 観光客 | 取材時は数人程度 |
| 熊対策 | 必要 |
| 熊よけの鐘 | 現地にあり |
| 熊鈴貸出 | 鱗晃であり |
| 靴 | 歩きやすい靴推奨 |
距離だけで判断しない方がいい
「300m・15分」と聞けば、かなり簡単に感じると思います。
実際、距離そのものは長くありません。ただし、平坦な300mではありません。
上りがあるため、島武意海岸とセットで回ると意外に体力を使います。
積丹岬灯台まで来る人は少なかった
取材時、島武意海岸周辺には観光客がいました。
しかし積丹岬灯台方面まで歩いてくると、人の数はかなり減りました。
編集部が現地で確認した範囲では、こちらまで来ていた観光客は数人程度。
もちろん曜日・季節・時間帯によって変わるため「いつも空いている」とは言えません。
ただ、今回の取材では非常に静かでした。
人気観光地の積丹でありながら、人の少ない場所で海を眺められたのが印象に残っています。
島武意海岸とセットで行く価値はある?
あります。
ただし、島武意海岸だけを見る場合より体力は必要です。
おすすめの流れは、
駐車場
↓
島武意海岸トンネル
↓
島武意海岸展望台
↓
入口方面へ戻る
↓
積丹岬灯台方面へ
↓
上り坂
↓
積丹岬灯台
↓
展望スペース
です。
島武意海岸では積丹ブルーと奇岩。
積丹岬灯台では、灯台と岬らしい海岸線。
同じエリアでも、違った景色を見ることができます。
積丹岬灯台のよくある質問(FAQ)
積丹岬灯台まで歩いて何分かかりますか?
現地の積丹岬自然公園遊歩道案内では、遊歩道入口から積丹岬灯台展望台まで約300m・約15分と表示されています。
ただし行きは上りがあります。
街角タイムス北海道取材部が実際に歩いた印象としては、単純な平坦路300mより体力を使いました。
写真を撮ったり景色を見たりする時間も含め、余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
積丹岬灯台までの道は歩きやすいですか?
編集部が積丹岬灯台まで歩いた区間は、舗装された道が多く、路面そのものは比較的歩きやすい印象でした。
ただし、行きは上り坂が多いです。
「舗装されている=楽」というわけではありません。
歩きやすい靴がおすすめです。
積丹岬灯台へ行くとき熊対策は必要ですか?
必要です。
積丹町では自然遊歩道を散策する際に、熊よけ鈴など音の出るものを携帯するよう呼びかけています。
現地には「熊よけの鐘」もあります。
また、積丹岬では鱗晃で熊鈴の無料貸し出しも案内されています。
2026年にも積丹岬周辺で熊は目撃されていますか?
はい。
積丹町が公開している2026年度の熊目撃・痕跡情報では、2026年7月28日午後6時ごろ、積丹岬遊歩道の女郎子岩付近で熊が目撃されています。
遊歩道へ入る前に最新情報を確認することをおすすめします。
積丹岬自然遊歩道は2026年現在通れますか?
2026年9月7日更新の積丹町公式情報では、積丹岬自然遊歩道は散策できます。
ただし、女郎子岩展望台から幌武意側入口までの区間は通行できません。
また、遊歩道の一部には破損箇所があります。
訪問時は最新情報を確認してください。
島武意海岸と積丹岬灯台は一緒に観光できますか?
できます。
街角タイムス北海道取材部も同日に、島武意海岸 → 積丹岬灯台の順で実際に歩きました。
ただ、島武意海岸だけを見る場合より歩く量が増え、積丹岬灯台へ向かう道は上りが多くなります。
時間と体力に余裕を持つのがおすすめです。
積丹岬灯台まで行く人は多いですか?
街角タイムス編集部が訪れた日は、島武意海岸周辺に比べて積丹岬灯台方面まで来ている人は少なく、確認できたのは数人程度でした。
ただしこれは取材日の一次情報です。
季節、曜日、時間帯によって混雑状況は変わります。
まとめ|300mでも意外に疲れる。でも歩いた先の景色は見る価値がある
街角タイムス北海道編集部は、島武意海岸を取材したあと、実際に積丹岬灯台まで歩きました。
現地案内では、積丹岬灯台展望台まで約300m・約15分。
距離だけ見ると気軽に行けそうです。
実際、道は舗装されている場所が多く、足元は比較的歩きやすいものでした。
しかし、行きは上りが多い。ここがポイントです。
島武意海岸を見たあとそのまま歩いたこともあり、編集部としては積丹岬灯台まででも結構疲れたというのが実感でした。
それでも灯台まで来ると、
- 赤白の積丹岬灯台
- 日本海
- 積丹半島らしい断崖
- 静かな展望スペース
を見ることができます。
そして取材時、ここまで来ていた観光客は数人だけでした。
島武意海岸とはまた違った、静かな積丹を見ることができました。
一方、積丹岬自然遊歩道は野生動物の生息エリアでもあります。
2026年にも女郎子岩付近で熊の目撃情報があり、積丹町も熊よけ鈴など音の出るものの携帯を呼びかけています。
「島武意海岸まで来たから、せっかくなら積丹岬灯台まで歩いてみよう」という人は、歩きやすい靴・飲み物・熊対策・時間と体力の余裕を準備して向かうのがおすすめです。
島武意海岸の駐車場・トンネル・通行止め・積丹ブルーについては、街角タイムス北海道の「島武意海岸を現地取材」もあわせてご覧ください。
関連記事

