神威神社を現地参拝!長い石段・御朱印・由緒・神威岬との関係を写真で紹介【積丹町】

北海道積丹町来岸町にある神威神社の鳥居と社号標 積丹町
国道沿いから確認できる神威神社の鳥居と社号標。ここから実際に参拝しました。2026年9月撮影

北海道積丹町の来岸地区にある神威神社を街角タイムス北海道取材部が実際に訪れました。

「神威」と聞くと積丹を代表する観光地・神威岬を思い浮かべますが、神威神社は神威岬そのものではなく、来岸町の道路沿いから山側へ入った場所にあります。

道路沿いに鳥居と「神威神社」の大きな社号標があり、そこから境内へ入っていきます。

実際に参拝してみると、観光地として賑わう神威岬とはまったく違い、木々に囲まれた静かな地域の神社でした。

神威神社は積丹町来岸町にある歴史ある神社

神威神社は、北海道積丹郡積丹町大字来岸町に鎮座しています。

北海道神社庁では、例祭日を7月17日、旧社格を郷社としています。

入口には大きな「神威神社」の社号標があります。

積丹町の神威神社にある石造の社号標
鳥居のすぐ近くに建つ「神威神社」の社号標。2026年9月撮影

1663年に社殿が再建された歴史が残る

境内入口には神威神社について説明する案内板が設置されていました。

神威神社の歴史を説明する現地案内板
現地に設置されている神威神社の由緒案内。積丹町史をもとに歴史が紹介されています。2026年9月撮影

現地案内には、

  • 寛文3年(1663年)に神岬で再建
  • 現在の社は明治3年(1870年)に神殿とともに建立

などが記されています。

北海道神社庁の由緒では、松前藩時代に神殿が神岬村に創建され、その後、寛文3年に出稼ぎの漁民が社殿を再建。慶応2年には社殿を現在の来岸村へ移したとされています。

参照リンク

北海道神社庁

道路沿いの鳥居から参拝開始

神威神社の鳥居は道路沿いにあります。

神威神社の道路沿いにある鳥居と参道
道路側から見た神威神社の鳥居。ここから木々の中へ進みます。2026年9月撮影

神威岬のように大勢の観光客が歩く場所ではなく、訪問時はとても静かでした。

鳥居をくぐると、すぐに山の中へ入っていくような雰囲気になります。

神威神社境内入口付近に残る古い石柱
境内で確認した古い石柱。長い歴史を感じさせます。2026年9月撮影

手水舎も現地で確認

参道の途中には屋根付きの手水舎があります。

積丹町神威神社の手水舎
境内入口近くにある神威神社の手水舎。2026年9月撮影

手水鉢には「奉献」の文字が確認できます。

神社の入口、社号標、手水舎、社務所と続くため、ここまでは比較的歩きやすい場所です。

神威神社の社務所|御朱印は美国神社へ

手水舎の近くには「神威神社 社務所」と書かれた建物があります。

神威神社の社務所
現地で確認した神威神社の社務所。取材時には人影はありませんでした。2026年9月撮影

訪問時、社務所に人影はありませんでした。

そして入口には非常に重要な案内があります。

「神威神社の御朱印は美国神社にあります。」と現地に掲示されていました。
「神威神社の御朱印は美国神社にあります。」と現地に掲示されていました。2026年9月撮影

はっきり、「神威神社の御朱印は美国神社にあります。」と書かれています。

そのため、御朱印を希望する人は神威神社だけで完結すると考えず、美国神社も合わせて確認するのがおすすめです。

街角タイムス北海道取材部では美国神社も実際に現地取材しています。

社殿までは長い石段を上る

ここからが、写真だけではなかなか伝わりにくい神威神社の特徴です。

社殿へ向かうには長い石段を上ります。

神威神社の社殿へ続く長い石段
社殿まで続く石段。中央付近には手すりがあります。2026年9月撮影

実際に歩いてみると、それなりに長さがあります。

神威岬ほど長距離を歩くわけではありませんが、平坦な神社だと思って訪れると少し印象が違うかもしれません。

石段には手すりがあります。

一方、周囲は木々に囲まれ、石段には草や苔が見える部分もありました。

木々に囲まれた神威神社の長い石段
木々の中を上っていく神威神社の石段。足元を確認しながら歩きました。2026年9月撮影

雨の後などは、より足元に注意した方がよさそうです。

石段を上った先に神威神社の社殿

石段を上り切ると、木々の中に神威神社の社殿が現れます。

積丹町来岸町にある神威神社の社殿
長い石段を上った先に建つ神威神社の社殿。2026年9月撮影

赤い屋根と木造の外観が印象的です。

観光客が大勢訪れる場所ではなく、この日は周囲も静かでした。

神威神社の社殿を正面から撮影
正面から見た神威神社。木々に囲まれた静かな境内です。2026年9月撮影

社殿には「神威神社」の扁額

正面上部には「神威神社」と書かれた扁額があります。

神威神社社殿に掲げられた扁額
殿正面に掲げられている「神威神社」の扁額。2026年9月撮影

北海道神社庁による御祭神は、

  • 大綿津見神
  • 志那津彦神
  • 志那津姫神
  • 豊受姫神

です。

神威岬や海と深く関係する地域らしく、由緒には航海安全にまつわる伝承も残されています。

神威神社の神殿は建築美術上も貴重

現地案内板には、神殿全体について、「絢爛豪華を極め、道の文化財に指定される等、建築美術上価値が高い」と記されています。

また北海道神社庁は神殿について、桧材を使い、総色彩漆塗り、浮彫・毛彫、金具・金箔などを組み合わせたもので、北海道では類例を見ない神殿と紹介しています。

今回編集部が外から確認した社殿の印象だけでは、内部の神殿の装飾までは分かりません。

狛犬も残る静かな境内

社殿の前には狛犬もあります。

神威神社境内の狛犬と社殿
狛犬越しに見た神威神社の社殿。周囲は木々に囲まれています。2026年9月撮影

実際に訪れると、神威神社は「観光名所」というより、積丹の地域に長く残されてきた神社という印象を強く受けます。

境内には石碑も残る

社殿周辺には石碑も確認できました。

神威神社境内の木々の中に残る石碑
境内で確認した石碑。周囲には大きな木々が生えています。2026年9月撮影

こうした境内の石造物も、社殿だけ撮影して帰ると見落としやすい部分です。

街角タイムスでは、実際に境内を歩き、社殿だけでなく周辺の状態も確認しています。

上から見ると石段の長さがよく分かる

参拝後、石段の上から入口方向を見ると、かなり高い位置まで上ってきたことが分かります。

神威神社社殿側から見下ろした長い石段
社殿側から入口方向を見下ろした様子。石段の長さがよく分かります。2026年9月撮影

写真中央には手すりがあります。

上りだけでなく、帰りの下りも足元には注意したいところです。

神威神社の基本情報

項目内容
名称神威神社
所在地北海道積丹郡積丹町大字来岸町10番地
例祭日7月17日
御祭神大綿津見神・志那津彦神・志那津姫神・豊受姫神
旧社格郷社
社殿様式神明造
御朱印現地掲示では美国神社で授与
参道石段あり
手すりあり
手水舎あり

基本情報は北海道神社庁の掲載内容と、街角タイムス北海道取材部がが現地で確認した情報をもとにしています。

神威岬と神威神社はセットで知ると面白い

神威神社の由緒には、神威岬と神威岩にまつわる伝承が登場します。

神威岬へ行っただけでは「神威神社」の存在に気付かない人も多いと思います。

一方、神威神社を参拝してから神威岬を見ると、神威岬・神威岩・海・航海・地域信仰がつながって見えてきます。

街角タイムスでは神威岬も実際に、

  • 駐車場
  • カムイ番屋
  • 女人禁制の門
  • 遊歩道
  • 岬先端

まで現地取材しています。

帰り際には車のフロントガラスにバッタ

参拝を終え、道路側へ戻りました。

神威神社境内側から見た鳥居と参道
参拝を終えて道路側へ戻ります。2026年9月撮影

そして車に戻ったところ、フロントガラスにバッタが止まっていました。

神威神社参拝後に車のフロントガラスへ止まったバッタ
神威神社を出る際、車のフロントガラスにバッタが止まっていました。2026年9月撮影

特別な意味づけをするような出来事ではありませんが、実際に現地を歩いていると、こうした小さな出来事も取材の記憶として残ります。

神威神社を参拝して分かったこと

実際に訪れて特に印象に残ったのは、社殿までの長い石段と、観光地とは違う静かな雰囲気でした。

入口は道路沿いなので見つけやすいものの、鳥居の先へ進むと木々に囲まれ、一気に雰囲気が変わります。

神威岬へ行く感覚とはかなり違います。

歩く際は、

  • 石段がある
  • 手すりはある
  • 草や苔が見られる箇所がある
  • 下りも足元に注意する

という点を知っておくと安心です。

FAQ

神威神社はどこにありますか?

北海道積丹郡積丹町大字来岸町10番地にあります。北海道神社庁では、来岸バス停から徒歩圏と案内しています。

神威神社の御朱印はどこでもらえますか?

街角タイムスが取材した際、現地には「神威神社の御朱印は美国神社にあります」と掲示されていました。対応が変わる可能性もあるため、訪問時は最新の現地案内を確認してください。

神威神社の祭神は?

大綿津見神、志那津彦神、志那津姫神、豊受姫神です。

神威神社の例祭日は?

北海道神社庁によると7月17日です。

神威神社と神威岬は関係がありますか?

あります。神威神社の由緒には神威岬沖の神威岩と航海安全にまつわる伝承が残っています。

神威神社は階段がありますか?

あります。道路側の鳥居から社殿までは長い石段を上ります。手すりがありますが、歩きやすい靴でゆっくり参拝するのがおすすめです。

まとめ|神威岬とは違う積丹の歴史を感じられる神社

神威神社は、積丹町来岸町に鎮座する歴史ある神社です。

現地では、

  • 道路沿いの鳥居
  • 社号標
  • 歴史案内板
  • 手水舎
  • 社務所
  • 長い石段
  • 神威神社の社殿
  • 狛犬
  • 石碑

などを確認しました。

また、社務所には「神威神社の御朱印は美国神社にあります」という掲示もありました。

神威岬だけを訪れる観光では気付きにくい場所ですが、積丹の歴史や信仰まで知りたい人には興味深いスポットです。

何より、実際に道路沿いの鳥居をくぐり、木々の中の長い石段を上って社殿まで歩いてみることで、写真や地図だけでは分からない神威神社の姿を見ることができました。

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