獅子内神社を現地取材|御祭神・歴史・御朱印・開田記念碑を紹介【北海道当別町】

獅子内神社 当別町
獅子内神社の扁額 2026年9月撮影

北海道石狩郡当別町獅子内に鎮座する「獅子内神社」を街角タイムス取材部が現地レポします。

当別町の西側、スウェーデンヒルズにも近い自然豊かな場所にあり、鳥居をくぐると木々に囲まれた参道がまっすぐ社殿へと続いています。

獅子内地区の開拓と深く関わってきた神社で、境内周辺には「開田記念碑」など、地域の歴史を伝える石碑も残されています。

街角タイムスでは実際に獅子内神社を訪問。現地で撮影した写真とともに、神社の歴史や御祭神、境内の様子、アクセスについて紹介します。

獅子内神社とは?

獅子内神社は、北海道石狩郡当別町獅子内6429番地に鎮座する神社です。

北海道神社庁によると、御祭神は天照大御神・桓武天皇・孝明天皇の三柱。

社殿は神明造で、境内面積は6,664平方メートルです。例祭日は9月15日とされています。

項目内容
名称獅子内神社
読み方ししないじんじゃ
所在地北海道石狩郡当別町獅子内6429番地
御祭神天照大御神・桓武天皇・孝明天皇
社殿様式神明造
例祭日9月15日
最寄り駅JR太美駅
太美駅から徒歩約25分

北海道神社庁では、JR太美駅から徒歩約25分と案内されています。

獅子内神社を実際に訪れてみました

獅子内神社
獅子内神社の鳥居 2026年9月撮影

獅子内神社の入口には、淡い色合いの大きな鳥居があります。

周囲には畑や木々が広がっており、市街地にある神社とはかなり雰囲気が違います。

鳥居の向こうには、木々に囲まれた参道がまっすぐ伸びています。

木々に囲まれた長い参道

獅子内神社
獅子内神社 獅子内神社の参道 2026年9月撮影

鳥居から社殿までは、緑に囲まれた参道を進みます。

取材時は木漏れ日が差し込み、とても静かな雰囲気でした。

道路沿いの入口からは社殿全体がほとんど見えず、参道を奥へ進むにつれて神社の建物が姿を現します。

この「鳥居→参道→社殿」という景色は、今回撮影した写真の中でも獅子内神社らしさを伝えやすいポイントです。

なんと!クワガタとセミの抜け殻が!

参道を社殿に向かって歩いていた時にふと下を見るとなんと!クワガタとセミの抜け殻を発見!

獅子内神社は森に囲まれている神社なので虫もたくさんいるのでしょう。

獅子内神社
獅子内神社 クワガタを発見 2026年9月撮影
獅子内神社
獅子内神社 セミの抜け殻です 2026年9月撮影

獅子内神社の社殿

獅子内神社
獅子内神社 社殿 2026年9月撮影

参道の奥に鎮座するのが獅子内神社の社殿です。

北海道神社庁によると社殿様式は神明造。現在の神殿は大正15年(1926年)に建設された歴史を持ちます。

木造の社殿は周囲の森に溶け込むような落ち着いた佇まいです。

正面の階段を上がった先には拝殿があり、その両側には狛犬が置かれています。

獅子内神社
獅子内神社の扁額 2026年9月撮影

社殿を見上げると、「獅子内神社」と記された扁額を確認できます。

近くから見ると、屋根や木組みなど細部まで歴史を感じる造りになっています。

獅子内神社の御祭神

獅子内神社には次の三柱が祀られています。

  • 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
  • 桓武天皇(かんむてんのう)
  • 孝明天皇(こうめいてんのう)

この三柱が祀られている理由は、獅子内地区の開拓の歴史と深く関係しています。

獅子内神社の歴史|2つの農場の神社がひとつに

獅子内神社
獅子内神社 沿革 2026年9月撮影

境内には「獅子内神社沿革」と記された由緒板があります。

北海道神社庁によると、獅子内地区では明治28年(1895年)、東側に平安農場、西側に京坂農場が創設されました。

平安農場では平安神宮の御分霊を、京坂農場では天照皇大神を祀り、それぞれ地域の産土神として信仰されていました。

その後、地域の一体化を望む住民らによって二社を合併。大正9年(1920年)9月に山のふもとへ仮殿を建設し、合祀されました。

さらに大正15年(1926年)3月に神殿建設が始まり、4月13日に完成。翌日には、当時の阿蘇神社、現在の当別神社の社司が斎主となり、遷座祭と例祭が執り行われています。

この歴史を知ってから境内を見ると、獅子内神社が単なる地域の神社ではなく、獅子内地区の開拓そのものと結びついている神社であることがわかります。

開田記念碑も必見

獅子内神社
獅子内神社の開田記念碑 2026年9月撮影

鳥居付近で非常に目を引くのが、大きな「開田記念碑」です。

取材時にもかなり存在感があり、獅子内神社を訪れた際にはぜひ見ておきたい場所です。

地域の開拓・農業の歴史を現在へ伝える石碑で、参拝だけではなく「当別町の歴史を歩く」という視点でも獅子内神社周辺を楽しめます。

参拝記録では、この開田記念碑は昭和43年(1968年)9月30日に建立されたと紹介されています。

獅子内開拓記念碑などの石碑も残る

周辺には開田記念碑だけでなく、獅子内地区の開拓に関係する記念碑も残っています。

獅子内神社自体の成立が明治期の農場開拓と密接に関係しているため、境内と石碑をセットで見ると、地域がどのように形成されてきたのかをより感じられます。

街角タイムスでは、こうした一見すると見過ごしてしまいそうな地域の記念碑についても、現地写真を残していきます。

例祭は毎年9月15日

獅子内神社の例祭日は9月15日です。

北海道神社庁札幌支部では、宵宮祭を9月14日17時、本祭を9月15日11時から斎行すると案内しています。

日程・時間は変更される可能性があるため、実際に祭りへ行く場合は最新情報を確認してください。

獅子内神社へのアクセス

獅子内神社の住所は、北海道石狩郡当別町獅子内6429番地です。

北海道神社庁によると、JR太美駅から徒歩約25分。

太美駅、スウェーデンヒルズ、レクサンド記念公園などと組み合わせれば、今回街角タイムスで取材した当別町西部のスポットを巡るルートも作れます。

駐車場は?

北海道神社庁には駐車場についての明記はありません。

一方、現地参拝者による情報では、鳥居横の開田記念碑前に駐車スペースがあるとされています。

※駐車場所や利用方法は現地の案内を確認し、参拝・地域住民の迷惑にならないようご利用ください。

獅子内神社の御朱印はある?

獅子内神社には常駐の神職がいる神社ではありません。

参拝者情報では、獅子内神社の御朱印は兼務する当別神社で受けられる場合があるとされています。

当別神社公式情報でも「兼務社の御朱印」を受け付けていると案内されているため、御朱印を希望する場合は事前に当別神社へ確認するのがおすすめです。

実際に獅子内神社を訪れた感想

獅子内神社で特に印象に残ったのは、鳥居から社殿まで続く長い参道です。

道路沿いから少し奥へ入るだけで周囲の雰囲気が大きく変わり、木々に囲まれた静かな空間になります。

また、神社だけを見るのではなく、開田記念碑や由緒板などにも目を向けることで、明治期から続く獅子内地区の開拓の歴史を知ることができます。

華やかな観光神社とは違いますが、「北海道の地域がどのように形成されてきたのか」を感じられる神社として、街角タイムスで残しておきたい場所でした。

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