札幌発着で豊富・紋別・網走・遠軽へ!道北・オホーツク周遊ドライブ旅

道北・オホーツク周遊ドライブ旅のアイキャッチ画像 北海道

札幌を出発し、豊富町、紋別市、網走市、遠軽町を車で巡る道北・オホーツク周遊旅。

今回の旅では、樹齢約1,200年と伝わる巨木から、紋別を代表する巨大オブジェ、北海道開拓の歴史を伝える博物館、人気アニメと地域の名所を組み合わせたマンホールまで、個性の異なるスポットを訪れました。

移動距離は長いものの、道北の自然、オホーツク海、歴史、地域文化を一度に楽しめるルートです。

この記事では、札幌から4つの市町を巡った順番と、それぞれの場所で立ち寄った観光スポットをまとめて紹介します。

今回の周遊ルート

今回巡った順番はこちらです。

札幌
  ↓
豊富町
  ↓
紋別市
  ↓
網走市
  ↓
遠軽町
  ↓
札幌

都市間の移動時間の目安は次のとおりです。

区間車での移動時間の目安
札幌→豊富町約5時間
豊富町→紋別市約4時間
紋別市→網走市約2時間8分
網走市→遠軽町約1時間40分
遠軽町→札幌約3時間20分

観光施設への移動や休憩を含めなくても、都市間の運転だけで約16時間になる長距離ルートです。

豊富町までは札幌から車で約5時間、紋別から網走までは約116キロ・2時間8分、網走から遠軽までは約87キロ・1時間40分、遠軽から札幌までは約3時間20分が目安とされています。

同じ場所をゆっくり見学するなら、4泊5日以上の日程を確保すると余裕があります。

最初の目的地は豊富町「言問の松」

言問の松の写真

札幌から北へ向かい、最初に訪れたのは天塩郡豊富町です。

豊富町で立ち寄ったのは、兜沼の近くに立つ「言問の松」です。

「松」という名前が付いていますが、実際には北海道でオンコとも呼ばれるイチイの木。推定樹齢は約1,200年、高さは約14メートルとされています。

太い幹にはしめ縄が巻かれ、上部では長い枝が複雑に広がっています。

大規模な観光施設ではありませんが、平安時代からこの場所に立っているとも伝えられる巨木を目の前にすると、豊富町の長い歴史と道北の厳しい自然を感じられました。

周囲には田園風景が広がり、観光地のにぎわいとは異なる、静かな時間を過ごせる場所です。

豊富町「言問の松」を詳しく紹介した記事はこちら

豊富町からオホーツク海側の紋別市へ

豊富町を出発した後は、北海道北部を横断するように紋別市へ向かいました。

豊富町から紋別方面への移動は、この周遊ルートの中でも特に長い区間です。市街地を離れると飲食店やガソリンスタンドが少なくなる場所もあるため、給油や休憩は早めに済ませておくと安心です。

紋別市で最初に立ち寄ったのは、オホーツク海沿いに立つ巨大な「カニの爪」です。

紋別を象徴する巨大な「カニの爪」

紋別市のカニの爪のオブジェ

紋別市元紋別にあるカニの爪は、高さ約12メートル、幅約6メートル、重さ約7トンの巨大オブジェです。

1983年に行われた「流氷アートフェスティバル」で制作され、かつては流氷の季節に海へ浮かべられていました。現在は陸上に固定され、紋別を代表する撮影スポットになっています。

実際に近くから見上げると、写真で見る以上の大きさです。

赤と白のカニの爪が青空に向かって伸び、その後ろにはオホーツク海が広がります。紋別を訪れたことが一目で伝わる、記念撮影にぴったりの場所でした。

流氷科学センターでマイナス20℃を体験

流氷科学センターにある剥製の写真

カニの爪の近くにある「北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA」にも立ち寄りました。

館内では、本物の流氷や流氷の天使と呼ばれるクリオネを観察できるほか、マイナス20℃の厳寒体験室に入ることができます。

厳寒体験室にはシロクマの剥製も展示されており、後ろ足で立ち上がった姿は迫力満点です。

真夏でも本物の流氷に触れられ、マイナス20℃の世界を体験できるため、流氷が接岸していない季節でも紋別らしい体験ができます。

屋外のカニの爪と流氷科学センターは近い場所にあるため、セットで回るのがおすすめです。

紋別の「カニの爪」と流氷科学センターを詳しく紹介した記事はこちら

オホーツク海沿いを走って網走市へ

紋別市からは、国道238号を中心にオホーツク海側を南下して網走市へ向かいます。

紋別から網走までは約116キロ、車で約2時間8分が目安です。

途中には湧別町やサロマ湖周辺があり、北海道らしい広い景色を楽しめます。

景色を見ながら走りたい区間ですが、移動時間に余裕がない場合は、立ち寄る場所を事前に決めておいた方がよいでしょう。

網走観光の定番「博物館 網走監獄」

網走監獄の写真

網走市で訪れたのは「博物館 網走監獄」です。

博物館 網走監獄は、実際に網走刑務所で使用されていた歴史的な建物を移築・保存し、公開している野外歴史博物館です。

赤レンガの正門をくぐると、木造の庁舎や舎房、教誨堂、浴場など、刑務所に関係する建物が広い敷地内に並んでいます。

長く延びる木造舎房は圧巻

館内で特に印象的だったのが、「舎房及び中央見張所」です。

中央の見張所から5本の舎房が放射状に延びる構造で、通路の両側には小さな房が並んでいます。

木造の壁や重い扉、鉄格子が奥まで続く光景は独特で、当時の刑務所内の空気を感じさせます。

博物館では、建物を見るだけでなく、北海道開拓と囚人労働の関係についても学べます。監獄歴史館では、中央道路の開削を題材にした3面映像の体感シアターも上映されています。

人形展示で当時の生活を再現

建物内外には、囚人や看守の生活を再現した人形も配置されています。

舎房の天井近くを移動する人形や、屋外で農作業をする囚人たちの姿など、思わず足を止めてしまう展示が数多くありました。

秋の訪問時には、周囲の木々が黄色や赤色に色づき、オレンジ色の囚人服を着た人形と紅葉が重なる印象的な風景も見られました。

主要施設をじっくり見学するなら、1時間30分から2時間ほど確保しておくのがおすすめです。博物館は通常9時から17時まで開館し、最終入館は16時です。

博物館 網走監獄を詳しく紹介した記事はこちら

網走から旅の最終目的地・遠軽町へ

網走市を出発した後は、今回の旅で最後の目的地となる遠軽町へ向かいました。

網走から遠軽までは約87キロ、車で約1時間40分です。

遠軽町で巡ったのは、町内に設置されている2種類の「ガンダムマンホール」です。

メトロプラザにはRX-78-2ガンダム

北海道紋別郡遠軽町マンホールの写真

JR遠軽駅に隣接する「遠軽町芸術文化交流プラザ メトロプラザ」には、RX-78-2ガンダムのマンホールが設置されています。

背景に描かれているのは、遠軽町のシンボルとして知られる瞰望岩です。

大きくそびえる瞰望岩とガンダムを組み合わせた、遠軽町ならではのデザインになっています。

遠軽町は「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当した安彦良和さんの出身地で、町と作品との縁から2種類のガンダムマンホールが寄贈されました。

道の駅にはザクIIのマンホール

道の駅遠軽森のオホーツク

もう1枚は「道の駅 遠軽 森のオホーツク」に設置されています。

こちらに描かれているのは緑色のザクIIです。

背景には雪山やスキー、スノーボードを楽しむ人が描かれています。道の駅 遠軽 森のオホーツクは北海道で初めてスキー場を併設した道の駅で、その特徴がマンホールのデザインにも反映されています。

ザクIIのマンホールは、道の駅のドッグラン入口付近にある防火水槽の蓋として設置されています。

建物の正面ではないため、訪問時はドッグランの案内を目印に探してみてください。

遠軽町のガンダムマンホールを詳しく紹介した記事はこちら

遠軽町を最後にすると札幌へ帰りやすい

今回のルートで遠軽町を最後にした理由は、札幌方面へ戻りやすいためです。

道の駅 遠軽 森のオホーツクは、旭川とオホーツク圏を結ぶ旭川紋別自動車道の遠軽ICに隣接しています。道の駅から札幌までは、道央自動車道と旭川紋別自動車道を利用して約3時間20分が目安です。

メトロプラザでガンダムのマンホールを見た後、道の駅でザクIIを見学し、そのまま遠軽ICから札幌方面へ向かう順番が効率的です。

同じルートを巡るなら4泊5日がおすすめ

今回訪れた場所を余裕を持って巡るなら、次のような4泊5日の行程が組みやすいでしょう。

日程移動・観光
1日目札幌→豊富町、言問の松を見学
2日目豊富町周辺観光→紋別市へ移動
3日目カニの爪・流氷科学センター→網走市へ
4日目博物館 網走監獄→遠軽町へ
5日目ガンダムマンホール巡り→札幌

豊富町から紋別市への移動日が長くなるため、豊富町や紋別市にもう1泊追加した5泊6日にすると、さらに余裕が生まれます。

博物館や科学センターのほか、温泉、飲食店、道の駅などにも立ち寄る場合は、移動時間だけで予定を埋めすぎないことが大切です。

長距離ドライブで注意したいこと

道北とオホーツクを巡る際は、市街地と市街地の間が長く、コンビニやガソリンスタンドが少ない区間があります。

燃料が半分程度になったら早めに給油し、飲み物や軽食も用意しておくと安心です。

特に豊富町から紋別市へ向かう区間は移動が長いため、途中で休憩を取りながら走りましょう。

また、北海道では同じ季節でも地域によって気温や天候が大きく異なります。雨や強風、冬季の積雪などで所要時間が変わることもあるため、出発前に最新の道路状況を確認してください。

道北の自然からオホーツクの歴史まで楽しめる旅

今回の周遊旅では、豊富町の言問の松から始まり、紋別市のカニの爪と流氷科学センター、網走市の博物館 網走監獄、遠軽町のガンダムマンホールを巡りました。

それぞれの場所は、次のようにまったく異なる魅力を持っています。

市町訪れた場所主な見どころ
豊富町言問の松樹齢約1,200年のイチイの巨木
紋別市カニの爪高さ約12メートルの巨大オブジェ
紋別市流氷科学センターGIZA本物の流氷とマイナス20℃の体験
網走市博物館 網走監獄歴史的な舎房と北海道開拓の歴史
遠軽町ガンダムマンホールガンダム・ザクIIと地域名所のデザイン

移動だけを考えると簡単な旅ではありませんが、札幌周辺とは異なる北海道の景色や文化に触れられる、内容の濃いドライブになりました。

有名観光地だけでなく、地域に残る巨木や個性的なオブジェ、デザインマンホールなどを組み合わせて巡れるのも、車で旅をする魅力です。

札幌から道北・オホーツク方面への周遊旅行を計画している方は、豊富町、紋別市、網走市、遠軽町をつなぐ今回のルートを参考にしてみてください。

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