姥神大神宮渡御祭が、2026年8月9日(日)から11日(火・祝)まで、北海道江差町で開催されます。約380年にわたって受け継がれてきた、北海道を代表する伝統祭です。
豪華絢爛な13台の山車が町内を巡行し、御輿渡御やお囃子の競演を披露。3日間の日程や見どころ、アクセス、駐車場を紹介します。
姥神大神宮渡御祭が2026年8月9日から開催
江差町の夏を熱気で包む「姥神大神宮渡御祭」が、2026年も例年通り8月9日から11日までの3日間にわたって開催されます。
初日の8月9日は御霊代奉遷祭と先導山車定之儀、8月10日は下町巡行、8月11日は上町巡行が行われます。
姥神大神宮と江差町内一円を舞台に、豪華な山車や御輿が長時間にわたって町を練り歩きます。会場が一か所に固定された一般的な夏祭りとは異なり、町全体がお祭り会場となるのが特徴です。
姥神大神宮渡御祭は約380年続く江差の伝統
姥神大神宮渡御祭は、約380年の伝統を持つ北海道を代表する祭礼です。
かつてニシン漁で栄えた江差の人々が、豊漁への感謝を込めて行った祭りが起源とされています。現在も地域の人々によって大切に受け継がれ、北海道指定無形民俗文化財にも指定されています。
世代を超えて受け継がれる山車の飾りやお囃子、御輿渡御には、江差町の歴史と文化が凝縮されています。
13台の豪華な山車が江差町を巡行
姥神大神宮渡御祭の大きな見どころは、町内を巡行する13台の山車です。
江差では山車を「やま」と呼びます。それぞれの山車には人形や幕、彫刻、金具などの華やかな装飾が施され、各町内が受け継いできた独自のお囃子を奏でながら進みます。
日中は山車の細かな装飾や曳き手たちの動きを見やすく、夜になると提灯の明かりに照らされた幻想的な姿を楽しめます。
複数の山車が集まって一斉にお囃子を披露する場面では、異なる音色と掛け声が重なり、会場周辺が圧倒的な熱気に包まれます。
8月9日は御霊代奉遷祭と先導山車定之儀
初日の8月9日(日)は、姥神大神宮で「御霊代奉遷祭」と「先導山車定之儀」が行われます。
御霊代奉遷祭は、神様の御霊を御輿へ移す重要な神事です。先導山車定之儀では、本祭で巡行する山車の先頭を決めます。
本格的な町内巡行は翌日からですが、各町内では山車の準備や地域巡行が行われ、江差町全体がお祭りの雰囲気に包まれていきます。
8月10日は姥神大神宮渡御祭の下町巡行
8月10日(月)は、本祭の下町巡行が11時から行われます。
姥神大神宮周辺に集まった13台の山車と御輿渡御行列が、江差町の下町方面を巡ります。いにしえ街道や豊川町、新栄町、愛宕町周辺などを進み、夜まで長時間にわたって巡行します。
夜には山車が集結し、各山車によるお囃子の競演が行われます。提灯の明かりに照らされた山車が並ぶ光景は、下町巡行のクライマックスです。
2026年の詳しい通過時間や集結場所については、江差町から公開される最新の巡行スケジュールをご確認ください。
8月11日は上町巡行を実施
8月11日(火・祝)は、本祭の上町巡行が10時から行われます。
山車と御輿は姥神大神宮を出発し、津花町や海岸側、茂尻町、橋本町、本町、上野町など、上町方面を巡行します。
最終日の夜には13台の山車が集まり、祭りの最後を飾るお囃子の競演を披露。3日間にわたる渡御祭が最高潮を迎えます。
夜遅くまで巡行が続くため、最後まで観覧する場合は帰りの交通手段や防寒対策も確認しておきましょう。
姥神大神宮渡御祭の御輿渡御と宿入之儀
山車とともに見逃せないのが、姥神大神宮の御輿渡御です。
御輿は山車に先立って町内を巡行し、各地域へ神様の力を届けます。巡行を終えた御輿が姥神大神宮へ戻る際には「宿入之儀」が行われます。
担ぎ手たちが御輿を担いだまま神社の石段を駆け上がる姿は迫力満点。祭りの信仰的な意味と、地域の人々が受け継ぐ強い思いを感じられる場面です。
宿入之儀の時間は巡行状況によって前後するため、余裕を持って姥神大神宮周辺へ向かいましょう。
山車のお囃子競演が最大の見どころ
姥神大神宮渡御祭では、それぞれの山車が独自のお囃子を受け継いでいます。
町を巡行している間は、笛や太鼓、鐘の音とともに山車が進みます。複数の山車が一か所に集まり、次々とお囃子を披露する競演は祭りでも特に盛り上がる場面です。
昼間の巡行だけでなく、提灯がともる夜の集結まで観覧すると、祭りの雰囲気の変化を存分に楽しめます。
姥神大神宮渡御祭2026のスケジュール
| 開催日 | 主な内容 |
|---|---|
| 2026年8月9日(日) | 御霊代奉遷祭・先導山車定之儀、各町内での山車準備・巡行 |
| 2026年8月10日(月) | 本祭・下町巡行 11:00~予定 |
| 2026年8月11日(火・祝) | 本祭・上町巡行 10:00~予定 |
各山車の出発時間や通過地点、御輿の宿入れ、夜の集結時間は巡行状況によって変わる場合があります。2026年版の詳しい巡行表が公開された場合は、公式案内をご確認ください。
姥神大神宮渡御祭の概要
| イベント名 | 江差・姥神大神宮渡御祭 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月9日(日)~11日(火・祝) |
| 開催場所 | 姥神大神宮前・江差町内一円 |
| 姥神大神宮所在地 | 北海道檜山郡江差町字姥神町98~99番地 |
| 料金 | 観覧無料 |
| 山車 | 13台 |
| 文化財 | 北海道指定無形民俗文化財 |
| 主な内容 | 御霊代奉遷祭、先導山車定之儀、御輿渡御、下町巡行、上町巡行、山車のお囃子競演、宿入之儀など |
| 問い合わせ | 江差町役場追分観光課観光係 電話:0139-52-6716 |
姥神大神宮渡御祭のアクセス
函館方面から自動車でのアクセス
函館市中心部から江差町までは、国道227号を経由して自動車で約1時間30分が目安です。
祭り期間中は江差町内の広い範囲で交通規制が実施されます。通常時より移動に時間がかかる可能性があるため、早めに到着する計画がおすすめです。
公共交通機関でのアクセス
函館駅や新函館北斗駅からは、函館バスを利用できます。「姥神町フェリー前」で下車し、姥神大神宮まで徒歩数分です。
バスの運行時刻や停留所は、祭りの交通規制によって変更される可能性があります。往路と復路の両方を事前に確認してください。
姥神大神宮
姥神大神宮渡御祭の臨時駐車場
祭り期間中は、江差町内に臨時無料駐車場が用意される予定です。例年、次の施設などが臨時駐車場として案内されています。
- 江差町役場駐車場
- かもめ島入口広場
- 江差中学校来校者駐車場
- 江差町文化会館駐車場
2026年の利用可能時間や入出庫経路は、最新の駐車場案内をご確認ください。臨時駐車場も満車になる可能性があるため、可能な場合は公共交通機関を利用しましょう。
山車巡行に伴う交通規制・注意点
- 8月10日と11日は、いにしえ街道や町内中心部を中心に交通規制が実施されます。
- 山車や御輿の進行状況により、規制時間や通行可能な道路が変わる場合があります。
- 路上駐車や、店舗・私有地への無断駐車は避けてください。
- 山車が方向転換する際は大きく動くため、ロープや車輪に近づかないでください。
- 山車や御輿の巡行を妨げないよう、係員や各町内の指示に従いましょう。
- 小さな子どもを連れている場合は、人混みの中で目を離さないようにしてください。
- 長時間観覧する場合は、飲み物や帽子、雨具、歩きやすい靴を用意しましょう。
- 夜間は海風で肌寒くなる場合があるため、薄手の上着があると安心です。
- 2026年の詳細な巡行表と交通規制図は、来場前に公式サイトでご確認ください。
姥神大神宮渡御祭2026のまとめ
姥神大神宮渡御祭は、2026年8月9日(日)から11日(火・祝)まで江差町で開催されます。約380年の歴史を受け継ぐ13台の豪華な山車、御輿渡御、宿入之儀、夜のお囃子競演は、江差町でしか体感できない迫力です。
8月10日の下町巡行と11日の上町巡行を中心に、北海道を代表する伝統祭を現地で楽しんでみてはいかがでしょうか。
