福岡市東区は、市街地からほど近くに美しい海と自然が広がるリゾートエリアです。特に「志賀島」と「海の中道」は、観光やレジャーの拠点として人気があり、ドライブやサイクリング、海水浴、歴史散策まで多彩な楽しみ方ができます。都市部からわずか30分ほどで訪れられる非日常空間は、日帰りでも宿泊でも充実した時間を過ごせる魅力にあふれています。今回は、福岡市東区の海辺のリゾートエリアを巡る旅をご紹介します。
福岡市東区ってどんなところ？
福岡市東区は、博多湾に面し、市街地と自然が調和するエリアです。西鉄やJRで市街地からのアクセスが良く、都市に住みながら海や緑を気軽に楽しめるのが大きな魅力。特に志賀島と海の中道は、週末のレジャーや観光地として福岡市民にも親しまれています。
志賀島の魅力
志賀島は、博多湾の北側に浮かぶ小島で、陸続きの砂州「海の中道」で本土とつながっています。
• 歴史：「漢委奴国王印（金印）」が発見された場所として知られ、歴史的価値が高い。
• ドライブ・サイクリング：島を一周する道路は海沿いの絶景ルートで人気。
• 志賀海神社：「海神の総本社」と呼ばれる歴史ある神社で、古代から海人族の信仰を集めた場所。
• ビーチ：夏には多くの人が訪れる海水浴場が点在。
島全体が自然と歴史の宝庫であり、リゾート気分を満喫できます。
海の中道の楽しみ方
志賀島と本土を結ぶ「海の中道」は、砂州がつくり出す独特の地形が魅力です。
• 海の中道海浜公園：広大な敷地に花畑、芝生広場、動物のふれあい施設があり、家族連れに人気。
• マリンスポーツ：シーカヤックやSUP、ヨットなど、マリンアクティビティを気軽に体験可能。
• 海水浴場：両側に海が広がるロケーションで、夏にはビーチリゾートとして賑わう。
海と緑を同時に感じられる特別なエリアとして、多彩な楽しみ方ができます。
自然と絶景を楽しむ
志賀島と海の中道は、自然を満喫できる絶景スポットが点在します。
• 潮見公園展望台（志賀島）：博多湾と玄界灘を一望できる展望スポット。
• 夕日スポット：志賀島西岸や海の中道から眺める夕日は格別。
• 野鳥観察：干潟や砂浜には多くの野鳥が集まり、自然観察にもおすすめ。
四季を通じて違った景色に出会えるのも魅力です。
歴史文化に触れる
海辺のリゾートでありながら、歴史や文化にも触れられるのが東区の魅力です。
• 金印公園：金印が発見された場所に整備された公園で、歴史を学びながら散策できる。
• 志賀海神社の行事：海人族の信仰を伝える祭りや神事が今も受け継がれている。
• 地元漁港：志賀島の漁港では、海と共に暮らしてきた人々の営みを感じられる。
海辺グルメを堪能
志賀島と海の中道を訪れたら、ぜひ味わいたいのが新鮮な海の幸。
• サザエのつぼ焼き：志賀島名物として知られる海鮮グルメ。
• 玄界灘の魚介：刺身や海鮮丼で旬の味覚を堪能。
• カフェやレストラン：オーシャンビューを楽しみながらランチやスイーツを味わえる。
海辺ならではの食事は旅をさらに特別なものにしてくれます。
季節ごとの楽しみ方
• 春：海浜公園の花畑と新緑の志賀島。
• 夏：ビーチリゾートでの海水浴やマリンアクティビティ。
• 秋：夕景と紅葉を組み合わせた絶景散策。
• 冬：澄んだ空気の中で眺める海と静かな神社参拝。
アクセスと便利情報
福岡市中心部から志賀島・海の中道へは車で約30分。公共交通では、JR香椎線「西戸崎駅」や、博多湾を横断する市営渡船を利用できます。観光にはレンタサイクルやレンタカーが便利で、海沿いを自由に巡るのもおすすめです。
モデルコース提案
日帰りプラン
• 午前：海の中道海浜公園散策 → 花畑観賞
• 昼食：オーシャンビューのレストランで海鮮ランチ
• 午後：志賀島ドライブ一周 → 志賀海神社参拝 → 金印公園散策
• 夕方：夕日を眺めて帰路へ
1泊2日プラン
• 1日目：海の中道でマリンスポーツ → 海浜公園散策 → 宿泊
• 2日目：志賀島一周ドライブ → 潮見公園展望台 → 海鮮丼ランチ → 帰路へ
まとめ
福岡市東区の志賀島と海の中道は、海辺のリゾートと歴史を同時に楽しめる特別なエリアです。金印が眠っていた歴史の舞台を歩き、神社で海の神々に祈りを捧げ、海鮮グルメを味わえば、この地域ならではの魅力を存分に体感できます。アクセスも良く、日帰り・宿泊どちらでも楽しめるリゾートスポットとしておすすめです。
